読むヨガ# YOMU YOGA vol’8

 2020年6月24日

こんにちは!Kaoruです。
&YOGA Sapporo主催のイベントやワークショップ、講座、また提携しているマグマヨガなどはあと少しお休みとなりますが、6月に入り少しずつヨガクラスも再開してきました。
呼吸に合わせて体を動かすことは心にも体にも良いこと。みなさまとまた一緒にヨガができることに感謝しかありません。

私たちは私たちの伝えられることを精一杯お伝えさせていただければと思っていますので、クラスにご参加のみなさま、再びどうぞよろしくお願い致します。

このコラムも、自粛期間中のものでしたのでとりあえず一区切りとさせていただきますが、大変ありがたいことに楽しみに読んでくださっている、というお声を頂戴しています。
なので、今後も不定期で月1-2回更新できればなぁと思っていますのでよろしくお願い致します。

今日はヨガといえばよく耳にする
「ナマステ」という言葉について。
手を合わせておじぎをしながらするあいさつの言葉。馴染みがありますよね。
インドやネパールの挨拶、そして様々な国のヨガの教室でも使う言葉です。

スペルはNamste。インドの古くからある言語サンスクリット語なのですが…実はこれ、二つの言葉が合わさってできている言葉なんです。

Namas=敬意を払う
te=あなたの内なる光(本当のあなた、あなたの自在神)

つまり、
あなたの内側の神聖なものに対して敬意を払わせてください。
と、手を合わせてお辞儀をしているんですね。

…なんて素敵!

何気ない挨拶の言葉。
でもその語源を知ると挨拶するときの気持ちが変わると思いませんか?

もうひとつ、挨拶のお話を。
アイヌ語のイランカラプテ。
という挨拶の言葉。これは、
「あなたの心にそっと触れさせてください」という意味を持つんだそうです。

…なんて繊細で美しいのでしようか!

どちらも、相手ファースト。
思いやり溢れることばです。

言葉には魂が宿るとよく言われますが…普段何気なくしている挨拶も、心を込めて発するのと、ただ「音」として発するのとでは、言葉の持つエネルギーに大きな差が出そうですね。

あなたは、今日は何人の人と挨拶をしましたか?それは、どんな挨拶でしたか?

フィジカルな距離が遠い今、言葉に思いを載せて、心の距離はお近づきになりたいものです。

Namste,
Kaoru
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