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【自己理解プログラム】Day4-6 転職活動の面接でもやもやしたこと

この3日間は、いろんな気づきがありました。
11/6は動画を観て、11/7に初回コーチング、11/8は2社目の面接。

特に、今日の面接は、ぐわんぐわんと心が揺れ動く時間でした。
忘れないうちに、今の気持ちを書き記します。


出来事

今日の面接は、公共事業のキャリアコンサルティング職でした。

業務は生活困窮者に向けてのキャリコン支援で、社会福祉の分野になるとのこと。
業務の特徴、厳しさ、どういうやりがいか、丁寧に教えていただきました。

終わり際、「間違っていたら申し訳ないけど」という枕詞を機に、面接官のフィードバックが始まりました。

「一見見た目はしっかりしているのに、話してみると自信が無いように見える。そんな自分をどう思う?」との問いかけ。

私は少し考えて、このように答えました。
「確かに核心を突かれていると思います。私はとても慎重派で一つ一つ物事を深く考える人間です。なので、面接に来るときには一つスイッチを入れています。自己一致という面では未熟かもしれませんが、私はそういう人間だという認識で今日はここに来ています。」

気持ち

実は面接前から事前電話の対応がそっけなく、若干の違和感を持ちながらZoom面接が始まりました。

業務内容を聞いてみると、正直私がやりたいと思っていた対象者・支援内容ではなく、自分のこれまでの経験とあまりマッチしないとも感じながらなんとか質問に答えていました。

最後に「一見見た目が…」の質問が来た時、「やっぱりな」と思うのと同時に、怒りとも呆れとも取れない、何とも重い気持ちになりました。

正直「早く面接終わらないかな」と思っていましたが、その中で自分の気持ちをよくハッキリと言えたな、という驚きもあります。

その他、「利用者をうまく転がすように支援する」「もっとリーダー経験や修羅場を体験したほうがいい」という言葉もあり、今もモヤモヤした気持ちが晴れません…

コーチからのフィードバック

「うまく転がす」について

この具体的ワードに引っかかったということについては、何かこの対峙の仕方に違和感を覚えたようですね。
なぜ嫌だったのかというところに価値観が隠れていそう。

「一見見た目が…」への回答

自分の意思が伝えられていて素晴らしいです!

フィードバックの意図について

相手は自分のどんなところをみて感じてそう思ったのだろう?受け取ったのだろう?と俯瞰して捉えることは大切!
もうひとつの視点として、相手の面接官も自分の経験や価値観のフィルターを通してみているので、あくまでその人の主観ということもある。
その場で聞くのは勇気がいるかもしれませんが、FBへの感謝は示しつつ、具体的にどんなところでそう感じたのか聞いてみても良いかもしれませんね

嫌と思ったことを振り返ってみた

私がこの対応で何が嫌だったのか、改めて考えてみました。

他人の主観を押し付けられたこと

ひろゆきさんの「それってあなたの感想ですよね?」が一番近いかもしれません。

私は自分が面談をする時に、相手の意見がどんなに自分と違っても、否定せず事実として受け止めるようにしています。
法に触れる内容はさておき、価値観や善悪の基準は、一人一人異なって当たり前だからです。

そう思うと、私は「こうなってほしい」「こういう人材に育ってほしい」と決めつけられること、相手にもそうやって押し付けることが嫌なのかもしれません

正社員時代、どうしても自分の進みたいキャリアと会社が求めるキャリアが重ならないことがありました。
その都度会社に従ったり、転職をしたりなど決断をしてきました。

ある時、上司から言われたのが「あなたは自分でキャリアを作りたい人だよね」ということ。
それを言われた時、自分はワガママなのかな…と悲しくなったことを覚えています。

それから何年も経って、今は契約形態にとらわれず、自分が一番心地よいと思える働き方を模索している気がします。
これが実現できるかどうかも、私という人間を使った一つの実験です。

一方的に面接官から話をされたこと

面接そのものについて思ったことですが、今日は面接官から話される時間がとても長かったです。

今回の転職は、働き方と同じくらい、価値観(自分がやろうとしてる支援と先方が求める支援が合致するか?)のすり合わせをしたいと考えています。

なので、願わくば、もう少し私の価値観を聴いてほしかった…という思いがありました。
私は、面接官と求職者、カウンセラーと相談者が対等に話ができる場にしたい、と心から思うのです。

また、生活困窮者の支援で社会福祉の文脈が入ると、どうしても支援に「矯正」「更生」の要素が入ってきます。(面接でもそういった言葉がありました)
そこが、私が実現したい「ありのままの相談者を受け入れる」という支援にマッチしなかったのかもしれません。

おわりに

こうやって書いてみると、ぶつけどころのない気持ちが少しづつ整理できてきたような気がします。

先方からすると、私の発言は綺麗ごとで理想論に聞こえたかもしれません。
ですが、私は、自己理解プログラムで見つけた「本当にやりたいこと」は、誰に何と言われようと実現したいです。

今日はすごく心が揺らいでしまいましたが、プログラムを通じて、自分を信じ揺らがない軸を見つけたいと改めて思いました。

今日の面接では、私が知らない支援の側面を教えていただき、とても深い気づきと学びをいただきました。
また一つ自己理解が進み、とても良い経験ができたことに感謝しています。
ありがとうございました。

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