老害のサイン
書き散らし回。
つい先日、ちょっとしたことにイラッとしてまった自分に恐怖を感じました。「老害」に関する本、アンガーマネージメントに関する本を5冊ほど読みました。
何かについて調べるときは関連の本を数冊読んで、どの本にも書いてあることが肝だと考えるようにしてます。
読んだ内容について全ては書けないのですが、その中の「老害化のサイン」で「あるある」と思ったものが面白かったので紹介します
それは、「Twitterで、世間のニュースを引用リツイートしまくること」です。ツイートの内容がが正しいかどうかは問題ではないです。「こんなことはけしからん」といった、いかにも老害っぽい怒った書き方をしている場合はもちろんですが、「〜ってこうなんじゃないか?俺の場合、〜」みたいな冷静で理解のある人っぽい書き方をする人のほうが当人に老害の自覚がないのでむしろ危険です。冷静で理解のある人ならそもそもそんなニュースにいちいち反応しません。冷静な人なら「そんな人もいるよね」スルーします。それがスルーできなくなってるメンタリティが老害の始まりです
昔ならテレビにむかって「まったく、最近の若いやつらは」とボヤくだけで、被害者は家族だけでで済んでましたがSNSの普及でそれが全世界に発信されるようになってしまいました。恐ろしいことにこの老害はTwitter上で群れてしまいます。老害ムーブが老害同士で肯定されてしまうのでブレーキが効かなくなってしまいます。いいねやリツイートがついてますます老害化が進みます。
いい年したおっさんがTwitterで世の中を断ずるようになったら危険信号です。
Twitterで引用リツイートばかりしてるオッサンを見ると「あ、この人リアルでも若者に絶対めんどくさい絡み方してるな」と感じます。
「老害」という言い方は便利なのでついつい使ってしまいますが、将来は自分も必ず老害になります。敵視するよりも将来自分が少しでもマシなオッサンになるための参考にさせていただく、というマインドで接するとお互いにとって良いと最近は感じています。
こちらの漫画のこの回がとてもリアルだったので最後に紹介します。「そうだ、俺は正しいことを言ってるんだ」のシーンが強烈です
「ゼブラック」で『【第55話 - ② アンガーマネジメント①前編】 Shrink~精神科医ヨワイ~』https://bit.ly/330rg5X