アンディ物語②(2009-2012) 高校編。非モテの権化。黒歴史製造機 P.S. I love you.
意外と前回の記事が読まれています。読まれたいような読まれたくないような。。。でも頑張って書いたので反応があるのはうれしいですね。
アンディ物語① 生誕~暗黒の中学時代。学生時代の黒歴史。|柔術哲学(アンディ)
ということで第二弾。思い出し恥ずかしで「あああああ@@あ@あ~!!!」と何度も枕に叫びながら書いていきます。ダメージは覚悟の上だ。
1.高校生活スタート。自己紹介で大スベリ
「高校生になったらバラ色の高校生活がスタートだ!ワクワク!彼女とかもできちゃうかも!?」と期待に胸を膨らませていたアンディ少年。
そんな現実は甘くないです。中二病をこじらせたアンディ少年は初っ端からやらかします。
クラスの最初の自己紹介で下ネタをぶっぱなして、ドン引きされました。なぜウケると思ったのか。「グラビアを友達と見ていたら、『俺は見ない』って言ってたやつが実はチラチラ見てたんですよ~、ほんとバカですよね!(笑)」みたいな話をしました。バカはお前だ。
(「ああああああ!!」 ※思い出し恥ずかしでアンディ発狂中)
そんなカンジで幸先いいスタートは切れず、最悪のスタートから始まりました。
2.部活について
部活は、剣道部に入ってました。野球は中学のときに嫌いになってしまったのでそれ以外のものを探してました。同じ中学から来た同級生が入るといったのでそれに合わせて入りました。
うまくならなかったしレギュラーにもなれなかったけどなんだかんだで楽しかったですね。そのときの同級生はまだ付き合いがある人もいます。先日結婚式で再会してうれしかったです。
ちょっと脱線するんですが、なぜかマネージャーがけっこういたんですね。個人的に部活のマネージャーってマジで意味が分かりません。
金(部費)払って、貴重な放課後の時間を雑用(タイムキーパー、掃除、洗濯)に使って、土日もつぶれる、、正直意味不明です。「〇〇部マネージャー」って〇〇やってるわけでもないので「雑用部」「タイムキーパー部」「洗濯部」だろ、って思ってました。
ぶっちゃけ「男目当て」が99%だと思ってます。「人の役に立ちたい」「支える喜び」が目的ならちゃんと勉強したりバイトとかまともなボランティアとかしたほうがいいですよ。あえて異性の高校生の部活の雑用をするってそこ以外に理由ないでしょう。知らんけど。
だって、男子が女子バレーボールや女子バスケや女子ソフトボール部のマネージャーやったら「お前絶対エロいこと考えてるだろ」ってなるじゃないですか。男女逆でもそうでしょ。ちやほやされたんだろ。
やべ、こういうこと書くと炎上する。ごめんなさい。
これについては、卒業後大学に入ったアンディ青年がSNSで「高校生がわざわざマネージャーする意味が分からん」みたいなことを投稿したら、それをみた同級生のマネージャー数名がめちゃくちゃ俺のことを嫌いになったというのがオチです。
3.なんだかおかしいぞ。彼女ができない!
アンディ少年はジャンプの「いちご100%」や「とloveる(トラブル)」やマガジンの「涼風」といったエッチなラブコメ漫画を読んで恋愛をちゃんと学んでいたので高校になれば、普通に生活しているだけでかわいい女子が声をかけて来て、あれよあれよと自然と彼女ができると思っていました。
しかしおかしい。待てど暮らせど彼女ができない。
「もしや普通に生活しているだけでは彼女はできないのでは?」とさすがにバカのアンディ少年も気づきます。
「彼女を作るには何かアクションを起こさないといけないのか!」と理解したアンディ少年はあの手この手でアクションを起こすのですが、これが地獄の黒歴史のはじまりでした。
ここから先は覚悟を持って読んでください。人によっては共感性羞恥で死んでしまうかもしれません。
4.メールの黒歴史
当時はいわゆるガラケーでした。仲良くなるにはまずメアドの交換だ!と気になった女子にメアドを聞いてメールのやりとりをしていました。
好きな子からメールが来た時のあの高揚感はまさに青春でした。ガラケーのサブディスプレイ(折りたたんだ状態でも見える部分)に好きな子の名前が出ると何よりもうれしかったもんです。
女子を前にして死ぬほど緊張して「ね、ねえ、メアド聞いていい⤴ ??」と聞く姿は不審者そのものです。高校生だったから許されましたが、オッサンになった今、あの態度で女性と接していたら多分通報されます。
(「ああああああ!!」 ※思い出し恥ずかしでアンディ発狂中)
今だとライングループの一覧から友達追加とかするのかな。。。DISCORDとか使うのかな、インスタのDMでやり取りするのかな、どうなんでしょう。
そんな童貞まるだしの挙動不審男子のアンディ少年、女子とまともに目を合わせて話せないくせにメールは饒舌でした。やたらなれなれしい文体で書いていたと思います。「調子ドウ?」とか送ってました。あとやたらと(笑)をつけてました。何が(笑)だ。
思い出すと消えてしまいたくなりますね。
当時YUIが好きでした。YUIの「CHE.R.RY」の歌詞で「返事はすぐにしちゃダメ」とあったので、それにしたがって毎日メールは送らず、返事は必ず5分以上空けるというテクニックを駆使して好きな子にメールをしていました。
内容はあんまり覚えてないですが、クラスのこととか先生の愚痴とかテストの話とかしてたと思います。あと漫画とか。
しかし、おかしい。そんなテクニックを使ってもいつまでたっても仲良くなれない。(当たり前だ、メールは饒舌でも学校であったら挙動不審なのだから)
当時はまだSNSがなく、デコログ(Decolog)というものがあって、それが今のSNSみたいな立ち位置でした。
同級生から好きな子のデコログのアカウントを聞いて(これもキモい。ネットストーカーかよ)のぞきに行くと「アンディくん怖いんだけど、毎回一日おきにメールくる」と投稿されていて絶望したのを覚えてます。ちょっと泣いた。文字通り枕を濡らしました
(「ああああああ!!」 ※思い出し恥ずかしでアンディ発狂中)
2023年にサービス終了していたんですね。↓
Decologブログ機能終了とリニューアルのお知らせ | ミツバチワークス株式会社
5.伝説の"P.S. I love you"
そんな非モテの権化で黒歴史製造機と化したアンディ少年はさらなる黒歴史を重ねます。
中学のころからハマり続けていた洋画。ジェラルドバトラー主演の「P.S. アイラヴユー -」を見ました。よくあるラブコメでしたが王道でわりと好きです。
それに影響されたアンディ少年。なぜか「これだッッッ!!!!」と閃いてしまいます。なぜ閃いてしまったんだ。
作中に出てくる手紙の文末の「p.s. I love you」をメールの末尾に付けました。しかもご丁寧に「p.s. I love you(ジェラルドバトラーの映画)」とカッコで解説までつけて。
「これでドキッとさせつつ、( )の解説で保険をかける。完璧だ。しかもここから相手が「P.S.アイラブユー面白そう!見てみるね!」と言ってくれればさらに仲が深まる。完璧だ」
とか考えてました。ヤバすぎる。羊たちの沈黙のレクター博士を越えるレベルのサイコパスだ。なぜ、日本の高校生がメールの末尾に「p.s. I love you」なんてつけるんだ。頭おかしいだろ。
時代が時代なら処刑されてます。キモさで罪の重さが決まる時代だったら、もう裁判待つことなく現行犯で銃殺されてます。いまの時代に生まれて良かった。
これについては後日、女子が俺のことを「ピーエス君」と呼んでいたことが分かったのがオチです。
(「ああああああ!!」 ※思い出し恥ずかしでアンディ発狂中)
あと、YUIがブログの最後に「アデュ。。。」とつけていたのを真似してメールの末尾に付けていたこともあります。本当に消えてしまいたい。なぜあれがいいと思ったんだ。。。
アデュ。。。。
(「ああああああ!!」 ※思い出し恥ずかしでアンディ発狂中)
6.非モテ生活で得たもの
アンディ少年、「女子は共感が大事」という情報を得たのでなるほどと思い、女子の好きそうなものを読んだり聞いたりしてそれをきっかけに仲良くなろう、と思いつきます。なぜそういう変なことばかり思いつくんだ。
とはいえこの非モテ生活で得たのは黒歴史だけでなくいいものにも出会えました。
アンガールズの田中さんは女子にモテるために紅茶にめちゃくちゃくわしくなったけど、意中の女性とは全くお近づきになれなかった。でもそのおかげで紅茶に関連するテレビの仕事をもらえたそうです。そんなカンジ。
aikoとテイラースウィフト
好きな子が好きな歌手を聞こうと思ってaikoとテイラースウィフトを聞いてました。そんな小手先のことをしてもそもそも女子を前にすると挙動が不審になるので、好きな子とは全く仲良くなれませんでした。「あ、あの、〇〇さんもaiko好きなんだね、俺も好きなんだよ」と言っても仲良くなれません。たぶん「アイツがaiko好きとかまじありえないんだけどー」とか言われてたと思います。
(「ああああああ!!」 ※思い出し恥ずかしでアンディ発狂中)
僕の恋は実りませんでしたが、aikoに出会えたのはよかったですね、テイラースウィフトも。今も聞いてるし。aikoはいいですよ。テイラースウィフトはいいですよ。
あとはチャットモンチーとかアヴリルラヴィーンとか、中島美嘉とかAqua TimezとかUver worldとか聞いてました。 家入レオがデビューしたのも高校の頃で2012年の2月にデビューでした。家入レオはデビューからずっと応援してます。つい先日もライブに行ってきました。
「君に届け」「高校デビュー」「ストロボエッジ」
女心を学ぶには少女漫画だ!!!とまた変な方向に思い切りのいいアンディ少年。ブックオフで立ち読みしました(よくないとはわかってるんですが、高校生の当時は金がなかったんです。許してください)
風早くんやヨウ、蓮といった主人公のようにふるまおうと頑張りましたが、挙動不審童貞アンディ少年にはハードルが高かったです。「少女漫画では女心を学ぶことはできない」というのが学びです。
とはいえ読んでみると意外と面白かったですね。これがきっかけでもともと好きだった洋画でもラブストーリーを見るようになったのですが、そのおかげでたくさんの素晴らしいラブストーリーの映画に出会えたのでよかったです。
余談ですが、ヒーローが俺様系漫画の広告を今見ると「やめとけ!!絶対将来モラハラ夫になるぞ!!」となるし、ヒロインがツンデレ作品を見ると「やめとけ!将来メンヘラやモラハラ妻になるぞ!!」となってしまって純粋に楽しめなくなりました。そういう作品は若いときに読んだ方が楽しめますね。
7.誕プレ事件
女性にはマメさが大事だと聞いたアンディ少年。なぜか女子の誕生日を確認して誕プレとか送ってました。発想がキモいんだよな。まず挨拶とか普通に話しかければいいのになぜかいきなり誕プレで距離を詰めようとする。
しかも好きな子だけに送ると好意がバレて恥ずかしいからと好きでもなんでもない女子にも送ってました。普段女子の前で挙動不審のくせに急にプレゼントを渡すもんだからキモイ。
好きでもない女子にプレゼントを渡して「え?あ? ありがとう。。。」と困惑してキモイものを見るような目で見られたときのあの屈辱というか悲しみは言葉にできません。
「なんで俺は好きでもない女子にプレゼントを渡してその上こんな目で見られなければいけないんだ。。。」とどこにもぶつけようのない感情を抱きました。誰かのせいにしたいけどどう考えても自分が悪い、というか自分がキモイだけなのでその感情はどこにもぶつけることができなかったです。
(「ああああああ!!」 ※思い出し恥ずかしでアンディ発狂中)
アンディ少年は高校生になっても中二病なのでココシャネルの伝記とか読んでました。そこで香水は男性から女性へのプレゼントとして最適、みたいなことを読んでイオンで買った安い香水をプレゼントしてしまったことがあります。これまたキモがられました。なぜ、パリでもない日本の田舎の男子高校生が同級生の女子に香水を送るんだ。。。
中学校の同級生に会った時に「アンディおまえ、女子の誕プレに香水上げたんだって?」と聞かれたときは死ぬかと思いました。
「かいしん の いちげき」でした。
(「ああああああ!!」 ※思い出し恥ずかしでアンディ発狂中)
自分の誕生日には、お返しが来るかな、とソワソワしてたけど女子からはほとんどもらえなかった(というか把握してなかった)というのがオチです。
8.地獄のデート
非モテの権化、黒歴史製造機のアンディ少年。高校時代に一度も彼女はできませんでしたが、デートはしたことがあります。中学校の同級生にメールをしてデートすることになりました。そこでも存分に非モテを発揮します。
土曜日の午後に映画を見に行くという内容です。
まず遅刻。ありえねえだろと思うんですが、部活があったから間に合わなかったのよ。だったらその時間にするなよって話なんですが。
そして映画、ルーキーズの劇場版だったかと思うんですが、これが「クソつまらんかった」 市原隼人さんと佐藤隆太さんはイケメンでしたが、ストーリーも野球のシーンもぺらっぺらで全く面白くなかった。ポエムを叫ぶシーンが多すぎてなんだか冷めてしまいました。
でも女の子はめちゃくちゃ感動していた。なのに俺は「なんか、ご都合主義すぎて面白くなかったね。野球のシーンありえないし」みたいなことを言ってドン引きされました。
そのあと別日に告白するも見事に撃沈しました。そりゃそうだ。当時はそれなりにヘコみました。
9.その他
・くせ毛がひどかったので、あだ名は「チン毛」「大仏」「螺髪(らほつ)」(お釈迦様の髪型のこと)、「スチールウール」「酸化鉄」でした。いじめられてたわけじゃないんですよ。マジで。
・当時(2010年前後)はまだSNSがなかったのでデコログとかmixiとかやる人はやってましたね。自分はケータイにフィルタリングで制限かかっていたのでできませんでした。
・エグザイル、嵐とかAKB全盛期でした。安室奈美恵、浜崎あゆみ、倖田來未、西野カナとか。西野カナがまだ切ない歌うたってて、会いたくて会いたくて震えてました。
・アバター3Dが出てみんな映画館いってました。酔うので自分は3D苦手でした。
・進撃の巨人が出てきた時期ですね。ナルトが全盛期。ワンピースでエースが死んだのがショックでした。あと鋼の錬金術師好きでした。
・自分は見てなかったんですが、エヴァンゲリオンとか涼宮ハルヒも多分ここらへんでしょう。たぶん。あと「けいおん!」も
・プリクラをみんな撮ってました
・あそびに行くのはカラオケかボーリングかガストかゲーセンでした。あとイオンとか。ヴィレッジヴァンガードが当時めちゃくちゃ人気でした
・音楽はMDで聞いたり、ツタヤで借りてパソコンに落としてiPodやウォークマンに入れて聞いたりしてました。まだCD買う文化も残ってました。今はサブスクですよね。
・彼女とニケツできるように自転車の荷台を大きめにしてたんですが、俺の荷台には男友達しか乗ることはなかったです。彼女を自転車の後ろにのせる経験は高校までしかできないので10代の子は頑張ってほしい。最高の青春になりますよ。大学生とか社会人になって自転車で「後ろに乗んな!!」とやったらギャグです。
・スティーブンセガールにハマって合気道のDVD買ったり教室にいったりしました。合気道は合わなかったです。のちに日本拳法、MMA、ブラジリアン柔術をやった経験から言うと合気道は物足りなかったです。
・ファッションセンスが皆無で。私服でも学校指定の白ソックスに俊足みたいなスニーカー(運動靴?)を履いて、謎の筆記体の英字Tシャツをきてました。色はもちろん黒。漆黒の黒は至高。です。あと裏地がチェック柄のチノパンとか履いてました。
10.受験勉強と卒業、次のステージへ
三年生になって部活を引退したら受験勉強。そこそこ頑張りました。そのときに勉強した内容のほとんどは忘れてしまいましたが、英語をけっこう頑張ったので、英語力は今もけっこう役に立っています。英語ができるとアクセスできる情報が一気に増えます。柔術の教則動画で海外の教則もなんとか意味が取れます。
俺の高校生活は、剣道、洋画、aiko、メール、少女漫画、少しの勉強。といったカンジでした。
非モテの権化、黒歴史大量製造機となった高校生活でしたが、なんだかんだで楽しかったですね。こんなキモい自分でしたが、意外と男友達はできて、今も付き合いが残ってる友人がいます。高校時代の女性の友人はゼロです。まあそれはそれでよかろうもんです。
まあ、この黒歴史があったからこそ今の自分があると思ってます。
今回も「ああああああああああ~!」と枕に叫びながら黒歴史を書き終えました。まあ犯罪はしてないのでよしとしましょう。犯罪よりも恥ずかしような黒歴史がたくさんありましたが。
次は大学生活編。ホスト体験入店や初風俗、初体験、失恋、非モテ改造計画、バイトクビ事件など、さらなる黒歴史を作ってゆきます。これ以上アンディ物語を書くと思い出し恥ずかしのダメージで死んでしまいそうですが、気が向いたら書きます。
では。
2024/11/11 アンディ
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