結局、サウナは体に良い?悪い?
今日も今日とて柔術は楽しい。サウナについてサクッと考察を
1.サウナブーム
10年前と比べるとSNSでもメジャーなメディアでもサウナを目にする機会が増えました。サウナの店舗数も増えたのではないでしょうか。
「サウナ―」「整う」「自律神経」といったワードをよく目にします。
2.サウナブームの終わり?
ところがここ1,2年で「サウナは実は体に悪い」という記事をよく目にするようになりました。「サウナ 体に悪い」で検索すると大量の記事が出てきます。
「サウナで体調がととのう」はウソである…心臓血管外科医が心配するサウナに潜む4大リスク 体重が減るのは「血管内水分」が蒸発しているから | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
ほかにも「病院にサウナがない時点でサウナは体に良くないことが証明されている」「整うは単なるのぼせ」といったそれっぽい意見も聞きます。
お医者さんでも猛反対の人もいれば「正しく入れば大丈夫」という人もいて一般人にはよくわかりません。
3.「まあ、そうだよね」
サウナに行っている人や多少の知識がある人なら「まあ、そうだよね」って感じだと思います。サウナが健康に良い影響が出る人も悪い影響が出る人もいるでしょう。風呂だってストレッチだってウォーキングだって100%の人にとっていいわけではありません。何かしらの疾患を持っている人には良くないです。
大半の人は体に悪いかもしれないと思いつつサウナに入っているような気がします。
4.WHOの健康の定義
この定義が自分は好きです。サウナがその人の人生を豊かにするものであればトータルとしては「サウナは健康に良い」となります。極論、お酒もたばこも「健康に良い」となることもあります。
5.まとめ 自分の体感を信じる
結論はこれです。サウナに耐えられる体力と適性があれば健康になる人もいるでしょう。あまり短絡的に「サウナは体に悪い(良い)」と結論付けるのはアホです。例えば、米を食べすぎたら高血糖になる可能性はありますが「米は体に悪い」とはならないし、毎年風呂で脳卒中で亡くなる人は出ていますが「風呂は体に悪い」とはならないでしょう。
自分の場合、サウナは気持ちよさは感じるものの、翌朝に疲労感が出るので気分転換としてのサウナはともかくコンディショニングや回復としてのサウナはやらないです。
記事やメディアは分かりやすいはっきりした結論の見出しのものが多いです。そのほうが多くの人に伝わりやすいので。でもそういった短絡的な分かりやすいものに惑わされず、自分の頭で考えて自分の感覚を大事にしていきましょう。サウナに限らず大事なことです。
タイトルが「結局、サウナは体に良い?悪い?」なのに結論は「人による」という陳腐なオチになってしまいました。まあいいでしょう。
2024/6/3 アンディ
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