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自分の主義を知るススメ

個人主義と集団主義、そして集団主義の行くつく先の全体主義。

人にはそれぞれ特性があり、属性がある。


”個人主義”は個人の自由と尊重に重きを置く。”集団主義”は集団の調和と団結に重きを置く。”全体主義”は集団の意思統一と行動統制に重きを置く(軍国主義とかも全体主義に入る)。


私は物心ついたことから個人主義だった。

クラスみんなで何かをやるのが”好きじゃない”。できるけど好きじゃない。高校時代にその傾向が顕著に出て、遠足とかもボイコット。イベントが苦手というより、みんなで気持ちを一つに頑張ろう的なのが苦手。体育祭とかも好きになれない。団結できないわけじゃないけど、みんなと同じテンションで取り組めない。そんな自分は変なのかとずっと思っていた。


社会に出たら、その性格は”協調性に欠ける”と評されることになる。周りが口を揃えて言うのでそうだと自分でも思っていた。でも、協調性に欠ける割には友達や知り合いは多かった。これが不思議だった。別に会社と友人で付き合い方を変えてるわけではない。でも、友達は多かったし、今も多い。


そして、自分は個人主義だと気づくに至る。集団主義の人も集団でいないときは個人主義にとって害はない。それは集団主義でも一人のときは個人だから。個人主義にとって、集団主義が脅威になるのは、彼らが集団でいるときだから、個人のときは問題ない。だから友達にはなれるし、一緒に遊べる。

自分が個人主義だとわかりなんだかスッキリした。これまで自分のそういう部分は他人と違うし、欠陥だと思っていた。どうにもならんとあきらめていた。でも主義の違いだけなのかと思えば、欠陥ではないし、あきらめる必要もない。主義なのだから。そして周りを軽蔑することもない。周りは周りでそういう主義なのだ。

さて、あなたの主義はなんだろうか。まずは自分の主義を知ろう。そして他の人の主義も知ってあげよう。そうすれば衝突は減るはずだから。

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