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『「いのち」に対して正直で在りたい。』
日々の食事の中で、心から感謝をして「いただきます」と言えていただろうか。僕は、生きていく上で本当に大切なことを見失ってしまったような気がする。
近くのスーパーに行けば、自分たちが食べやすいように加工されている”いのち"が所狭しと並んでいる。当たり前過ぎて普段あまり考えないけれど、僕たちはあらゆる”いのち”に生かされている。
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普段、自分が食べている野菜や動物などの”いのち”たちを、どこで誰がどのような想いで育んでいるのか。“いのち”の向こう側について考えないことが増えたように思う。
気付けば、お金があれば簡単に手に入ってしまう”いのち”を、すぐに腐らせたり、廃棄してしまったりと蔑ろにしている自分がいた。自身や周りのいのちを疎かに扱う、そんな自分にどこか違和感があった。
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ここ数年、どうすればいのちを大切にできる生き方ができるのだろうとひたすら頭を悩ませていた。
そんな僕は、「暮らしをつくる」ことに”いのち”を大切にする生き方があるのではないかという考えに行き着きました。
暮らしをつくることを通して、本当の意味で生きているとはどういうことなのかを全身で感じたい、探求したい。
“いのち”をいただくことに、真剣に向き合いたい。
なのでこれから、京都での自給自足を通して、暮らしをつくる術を磨いていきます!
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