and recipe

料理と旅をテーマに活動しているand recipeと申します。お家時間を少しでも楽しく過ごしていただけるよう、レシピを更新しています。

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マガジン

  • ぼくのごちそう。

    料理家の山田英季(and recipe)です。店舗プロデュースをしたり、雑誌などのメディアでレシピを紹介したり、企業のレシピ監修を行なっています。 このマガジンでは、そんな僕の台所事情や生活を赤裸々に綴ろうと思います。

  • andrecipeからのお知らせ「Oh! Shirase」

    アンドレシピから、日々のお知らせやイベントなどの告知をさせていただきます。

  • ソース・たれ・ドレッシング

    ソース、たれ、ドレッシングのレシピをまとめていきます。

  • Reizoko ni ALMONDE

    -冷蔵庫になるもんで-では、 毎日、本当に食べたいものだけをレシピにして公開中です。

  • 美味しいものがあったもんで。

    andrecipeのまわりには、いつも「おいしい人」がたくさんいます。生産者からマニアックな食の人まで。そんな人が手掛ける美味しいものをレシピと共に紹介して行きます。

最近の記事

牛すじと栗の煮物 -秋の夜長に-

秋には栗が食べたい。 そうなるとせっせと鬼皮を剥いて栗ご飯を作る。 数年前から、黒こしょうを効かせた栗とベーコンのパエリアなんかも作るようになった。 「美味しい、じゅうぶん美味しい」とはいえ晩酌に最高の肴という感じではない。 せっかくなので秋の夜長に、お酒を傾けながら楽しむ栗料理を作りたくなった。 まずは、鍋に牛すじを入れて、ひと煮たちさせ、そのまま二分ほど茹でる。 軽く火を通すだけで、余分な脂は落ちるし、切りやすくなる。 それをザルにあげて、ひとくち大に切り、しょうがの薄

    • 秋の舞茸は、タルティーヌで。  -秋は洗濯干しと、きのこ干し-

      秋の洗濯は嫌いじゃない。 真夏のような炎天下でもなく、干す時から生乾きを心配する冬のようなこともない。 春は、なんだか忙しい。やっぱり秋が一番いい。 こんな話から始めておいて、洗濯自体は好きでも嫌いでもない。 好きなところを聞かれるならば、干す時と取り込む時の、肌触りと匂いと答えるだろう。 干す時は、洗濯物の水っぽい冷たさと、湿った洗剤や柔軟剤の香り。 取り込む時は、太陽でカラッとした温かさと、乾いた洗剤や柔軟剤の香りである。 そういえば昔から洗い立てが好きだった。 母が

      • あまから手帖

        あまから手帖で、次号の予告として連載中の「未来のレシピ」。 次号は酒場特集なので、江戸時代から酒場のメニューにあったという湯豆腐を紹介しています。

        • 味のなこうど -パセリたまごサンド-

          ある日、たっぷりとパセリを入れた、たまごサンドが食べたいと思った僕は、台所で卵を茹で、それを包丁で粗みじん切りにし、ボウルに入れ、塩、黒こしょう、マヨネーズ、ナツメグ、刻んだパセリをたっぷり入れてフィリングを作った。 耳を切り落とした八枚切りの食パンにフィリングを挟み、濡布巾をかけて、しばしサンドイッチを休ませる。 その間に、耳をトーストして、ディップ用のピーナッツバターとメープルシロップを用意した。 濡布巾をかけてから、十分ほど経っただろうか、中を確認すると、食パンの切り口

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        • ぼくのごちそう。
          7本
        • andrecipeからのお知らせ「Oh! Shirase」
          11本
        • ソース・たれ・ドレッシング
          16本
        • Reizoko ni ALMONDE
          243本
        • 美味しいものがあったもんで。
          9本

        記事

          ベーコンと梅干しの炊き込みご飯が食べられます。

          ソラマチにある立ち食い梅干し屋で9/30まで、レシピを担当した「ベーコンと梅干しの炊き込みご飯」が食べられます。 レシピも配られるようなので、台風が落ち着いたら、ぜひ遊びに行ってみてください。

          ベーコンと梅干しの炊き込みご飯が食べられます。

          夏らしいこと。-トムヤムシュリンプ枝豆と冷たいビール-

          八月二十日、連載中の雑誌の編集者から、原稿チェックのメールが届き、その文頭にハッとした。 「おはようございます。夏が終わりそうでちょっとさびしくなってます。」 言葉の力はすごい。 一瞬で僕の頭は、原稿チェックを後回しにして、急に夏が終わることを知ったかのように、「何かしたい。何かしないと夏が終わる。」と感情むき出し、貧乏性を発動した。 今年の夏は、海、ビアガーデン、旅行、お盆に帰省といった夏らしいことを何もしていないことに気づく。 いつものなら、何かしらやりたくなる性分

          夏らしいこと。-トムヤムシュリンプ枝豆と冷たいビール-

          八海山のYouTubeにお邪魔しました。

          生麹を使ったコチュジャンとそれを使ったピビンククスのレシピを紹介しています。

          八海山のYouTubeにお邪魔しました。

          おじいちゃんのハーブの天ぷら

          「なぜだろう?」人よりも割と早い段階、三十代半ばから、老後のことを考えていた。 友人とのお酒の席で、「最近、興味あること何?」と聞かれ、返事に「老後」と答えると、変な顔をされた。 とはいえ、考えていることは、老後資金などのいわゆるという感じではなかった。 若いうちからレストランでのハードワークを始めた僕にとって、社会との接点は仕事であり、それから解放される老後をいかに楽しむかというのは、とても興味のある事柄だった。 四十代になると感じ方が、やや変わっていった。ただワクワク

          おじいちゃんのハーブの天ぷら

          向日葵みたいな鍋と夏の肉じゃが

          年々、暑くなっている。実際の気温もだが、歳を重ねるたび、体感温度も上がっている気がしてならない。 小さいころは、太陽にも負けないエネルギーを持ち、それを発散する場所を求め、外へ出かけていった。 クーラーの効いた部屋で一日を過ごすなんてことは、到底がまんならなかったのである。 海のそばにある家を飛び出し、蜃気楼で歪んだ世界を汗だくで駆け回る。 時折、日陰に入って清涼飲料水をグビグビと飲み干す。そんな毎日だった。 時が経ち、年齢は四十歳を越え、夏の大半をクーラーと扇風機の前

          向日葵みたいな鍋と夏の肉じゃが

          シトラスそうめん

          夏にお腹がすくとキッチンの棚には、「うどん、そうめん、そば、何があったかな?」ということから、作るものを考えてしまう。 起き抜けに今日の気温をチェックし、自分の平熱を越えるなんてことが発覚した。今日は、なるべくキッチンで火を使いたくない。そうなると自然と茹で時間の短いそうめんに手が伸びるだ。 そうめんは、ただ茹でて、めんつゆにつければ美味しいから、夏の強い味方である。 ただ、飽きるということではないけど、それだと芸がない。一食ごときに、ああでもないここでもないと布団の中で考

          シトラスそうめん

          帆立、平目、梅干しの「紅白ごはん」

          2022年明けました!梅干しと帆立でめでたいお正月ごはん。本年も「冷蔵庫にあるもんで」をどうぞよろしくお願いいたします。 材料(ふたり分) ・ヒラメ……………100g ・ホタテ……………4個 ・梅干し……………2個 ・ゆずの皮…………適量 ・ごはん……………適量 ・しょうゆ…………適量 ・わさび……………適量 2021年の終わりは、紅白を見ながらの年越しです。BUMP OF CHICKENの「なないろ」の演奏が気仙沼の田中浜からだったこと。つなかんの一代さんや磯屋水産の竜

          帆立、平目、梅干しの「紅白ごはん」

          赤ワインに合うローズマリーオリーブチキン

          オレンジとローズマリーが爽やかに香るクリスマスメニュー。お気に入りの赤ワインと一緒にどうぞ。 材料 3~4人分  (調理時間:30分)*鶏肉の漬け込み時間は含みません ・とりもも肉………………1枚 ・とりむね肉………………1枚 ・グリーンオリーブ………90g ・小麦粉……………………適量 ・オリーブオイル…………大さじ3 ・バター……………………20g <A> ・オレンジ…………………1個(1㎝の輪切り) ・コリアンダーパウダー…大さじ1 ・塩…………………………小さじ1と

          赤ワインに合うローズマリーオリーブチキン

          電鍋で、豚肉と蒸し野菜のうどん

          「出汁をとる・肉、野菜、うどんを蒸す」を電鍋一回の調理で!台湾・你好我好の青木由香さんと行った電鍋Liveのレシピ。蒸したお野菜の甘さにびっくりします。 (今回のレシピは、材料・プロセスカットなしでお届けします) 材料 ふたり分 <豚肉の甘辛しょうが醤油> ・豚バラ肉………120g ・しょうが………1かけ ・しょうゆ………大さじ2 ・酒………………大さじ2 ・砂糖……………大さじ1と1/2 <蒸し野菜> ・長ねぎ…………1本 ・人参……………1/4本 ・クレソン………1束

          電鍋で、豚肉と蒸し野菜のうどん

          だし吸い冷やし豆腐、天かすスペシャル ~電鍋編~

          電鍋でとった黄金のだしをたっぷり含んだ「だしやっこ」。トッピングは天かす・ねぎの他、桜海老や紫蘇、生姜などもオススメです。 材料 作りやすい分量 ・絹ごし豆腐………1丁 ・水…………………1ℓ ・だしパック………2袋 <トッピング> ・天かす……………適量 ・青ねぎ……………適量 ・おろししょうが…適量 作り方 ①電鍋の外釜に分量外の水(200㎖)を入れる。 ②内釜に水とだしパックを入れて、炊飯スイッチを入れる。 ③出来上がったら、だしパックを取り出す。 キッチンメモ

          だし吸い冷やし豆腐、天かすスペシャル ~電鍋編~

          台湾のNO.1 キッチン家電で作る、黄金のだし。

          電鍋で黄金のだし、大作戦!目を離してもOK。沸騰を気にすることなく、金色のだしが取れます。コツは蓋をせず、出来上がりを待つこと。 材料 ・水……………1ℓ ・だしパック…2袋 作り方 ①電鍋の外釜に分量外の水(200㎖)をいれる。 ②内釜に水を入れる。 ③だしパックを入れる。 ④蓋を開けたまま、炊飯スイッチを押す。 キッチンメモ:蓋を開けたままにすることで、80℃前後の温度までしか上がりません。この温度で「だし」をとることで、雑味のないおいしいだしが取れます。 ⑤

          台湾のNO.1 キッチン家電で作る、黄金のだし。

          台湾の電鍋で作る、手羽中のスンドゥブチゲ

          台湾「你好我好」のオーナー青木由香さんに教えてもらった、便利で愛すべき調理器「大同電鍋」。具材たっぷりのスンドゥブチゲもおいしくできます。 材料 3~4人分 (調理時間:45分) ・手羽中…………400g ・絹ごし豆腐……1丁 ・もやし…………1パック ・玉ねぎ…………1/2個 ・えのき…………1/2袋 ・キャベツ………1/4玉 ・合わせだし……800㎖ ・塩……………小さじ1/2 ・たまご…………2個  ・青ねぎ…………あれば ・ごま油…………小さじ2 <スンドゥブの素>

          台湾の電鍋で作る、手羽中のスンドゥブチゲ