「わたしはかわいいマヌルネコ」
そういうことかと、初っぱなからにこにこしながらページをめくりました。
そもそも、この絵本を読みたくなったのは、表紙の魅力的な絵がきっかけでした。
うんうん、知りたい、知りたいと思いながら読み始めました。
といきなりの告白。
と、そのじゅつをひとつずつ紹介してくれるのです。
そのじゅつというのが、 笑笑笑。
もうじゅつといえるのかどうか。
とても微笑ましくて。
そもそも、自分のことを、「わたしはかわいい」と紹介するあたりが、マヌルネコさんらしいのです。
どんなことも、ポジティブに受け止める大らかさが伝わってきます。
ほんわかしているのに、迫力がある。
なんとも不思議な魅力を持ったマヌルネコが絵で存分に描かれています。
絵本の真ん中あたりで、「わぁ〜っ」となる絵もあります。
この感じは、やはり絵本を手にしていただかないと伝わりません。
読み終えた後も、笑顔のままほんわかしている自分をきっと発見できます。
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