出ない杭は打たれない
うん?
こんな諺は、
ありません。
正しくは、
「出る杭は打たれる」
です。
打たれるのが嫌なら、出なきゃいいかという発想から作ったのが、前述の「出ない杭は打たれない」です。
でも、本当にそれでいいのでしょうか。
出なければ打たれないかもしれませんが、そこにいることさえ気づいてもらえず、踏みつけにされます。
自分の存在そのものを無き者にされたままで、一生を過ごしても本当にいいですか。
「出る杭は打たれる」という諺が気になるのは、少しだけ出始めた杭が、それまで見向きもされなかったのに、急に、いろんな人にひっかかられたりいやがらせをされたりするからではないでしょうか。
今まで仲よくしてくれたあの人が、冷たくなった。
今までと同じことをしているのに、いやみを言われた。
今までと違って、自分に対する評価が厳しくなった。
そう感じているのなら、大丈夫。
それは、あなたという杭が成長して、ほかより出始めたからです。
これは、喜ぶべきことです。
それに、
「出過ぎた杭は打たれない」
です。
苦しいのは、出始めた頃の短い期間だけです。
出過ぎた杭になってしまえば、見晴らしも良くなって、自分の目線よりも下の方で嫌がらせをされているのか、ひれ伏されているのかも気にならなくなります。
そんな高みに行けるように、どんどん成長しちゃいましょう!
あっ、でも、ちょっとしんどいなぁというときは、無理せず、一旦もぐって力を蓄えてから、一気に飛び出るというのもありです。
無理して伸びた杭は、足元がぐらついてしまいますからね。
気持ち良く楽しく伸びましょう!
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