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存在価値


飼い猫の小太郎が、仕事机の上に登ってきました。

自分の意志で、わざわざ足を運んできて、私の腕に触れています。

これはもう明らかに、私の側に来たくて来ています。

嫌な相手の側に動物が自ら来ることはありません。
ましてや、マイペースで自分の心地よさを最優先する猫であれば、なおさらです。

そうです。
私はこの瞬間、小太郎にとても好かれているという何よりの証拠です。

嬉しい。
そのことが、とても嬉しいです。

人間界で辛いことがあっても、嘘をつかない動物に好かれているという一点の事実があるだけで、また元気を出して前に進めます。

何も、動物に限ったことではありません。

手塩に掛けて育てている観葉植物や庭木。
キレイに掃除した部屋のカーテンが風に揺れる瞬間。
美味しい肉じゃがを作れたという事実。

そういうものやことだって、あなたのおかげで、そこに存在しているのです。
口には出さなくても、ましてや、言葉を発する存在ではなくても、そこにそれらが「ある」ということが、あなたのおかげであり、あなたに感謝しているのです。

そう、受け取ればいいのです。

あなたは、自分が思っている以上に、存在価値があるのです。


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