ベランダコーヒーまでの道のり その一
コーヒーを飲むという行為は、なにもカップからコーヒーを飲む瞬間だけを指しているのではないと思っています。
それよりもずっと前から、コーヒーを飲むことは始まっています。
私の場合、コーヒーを飲むという行為は、朝起きた瞬間から始まっています。
朝の身支度を整えている最中から、このルーチンが終わったら、美味しいコーヒーをベランダで飲むぞという意識が、頭の隅にかなりでっかく存在しています。
寒い季節にはまず体を温めるために朝風呂に十分ほど浸かります。
温まって柔らかくなった体で、朝ヨガをします。
ヨガの後は、呼吸法で息を整え、最後に瞑想をします。
「調身・調息・調心」の原則です。
この全てにおいて、呼吸はとても大事です。
ヨガ中はコーヒーの香りを想像して呼吸を意識し、呼吸法をやっているときも、瞑想中も、コーヒー豆を近くに置いて、その香りを味わうように
自然と深い呼吸になります。
これって、もうコーヒーエクササイズですね。
そして、肝心のコーヒーを淹れるとき、
これがまた至福の時間なのですが、
それはまた別の機会にお届けしたいと思います。
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