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紙の目

こんにちは!工房の山田です!今日もFLAP作ってます!
早速ですが皆さん!紙には曲がりやすい方向と曲がりにくい方向があるのはご存じですか?

紙の流れ目というのがあって、僕たちは「目」と言ってます👀

「山田君!さっきの目、逆やったで!気ぃつけてや!」ってな感じで工房ではよく飛び交う言葉です

しっかりした強い箱を作ろうと思うと、目の向きは常に意識しないといけません!

これは、FLAPの下地となる厚紙ですが、こっちの方向に曲げようとしても固くて全然曲がりません。

でも向きを変えると同じ厚紙だと思えないくらい曲がります。

商品として使ってもらううえで、どのような力がどの方向からかかるかなーとか考えて紙の目の向きを決めます。

FLAPは一番分厚い厚紙を重ねて下地にしているんですが、目の向きは…

一枚は横向けに、もう一枚は縦向けに目が走ってます。

異なる目の向きの厚紙を重ねることでどちらの方向にも曲がりにくいしっかりとした下地となります!(合板なんかと同じです!)

紙って弱いイメージがあると思いますが、ちょっと手をかけるだけですごく丈夫になるんです!

加工性も良いので、FLAPみたいにマグネットを埋め込んだり、アイレットを付けたりが簡単にできちゃうのも紙の良いところです!

紙の可能性は本当に無限大!                     紙の良さを少しずつお伝えしていきたいと思います!

以上!今回は「紙の目」についてうんちく語ってみました~!

工房:山田

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