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5分で学ぶ現代アート: 世界で最も注目を集めるドイツ最高峰の画家 ゲルハルト・リヒター

独自のペインティング方法で「絵画の可能性」を追求する世界で最も注目を集めるドイツ最高峰の画家 ゲルハルト・リヒター

ANDARTでは本日12月23日からリヒターのオーナー権の取り扱いを開始しました!

今回はリヒターとはどういう画家なのか?というところから、今回取り扱いが決定した作品の詳細まで、まとめていきたいと思います。

独自の手法で絵画の可能性を追求:世界で最も注目を集めるドイツ最高峰の画家

リヒター本人

画像引用元:https://www.thoughtco.com/

ゲルハルト・リヒターは、1932年ドイツのドレスデン生まれ、2020年に88歳を迎えた現代アーティストです。

世界で最も注目を集める重要な芸術家の1人であり、「ドイツ最高峰の画家」と呼ばれています。

彼の作品は世界中の美術館に所蔵されており、歴史あるケルン大聖堂のなかには、ドイツ政府が依頼してリヒターが制作したステンドグラスがあるほどです。

2020年にはリヒターをモデルにした映画『ある画家の数奇な運命』が公開されました。

2020年に映画化。『ある画家の数奇な運命』のモデルに

リヒター映画

リヒターは人生にあらゆるトラウマがあった人物です。
彼はそれらのトラウマを使って、数々の偉大なアートを制作してきました。

長編映画監督デビュー作『善き人のためのソナタ』でアカデミー賞 外国語映画賞を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の、祖国ドイツの歴史の闇と、芸術の光に迫った作品。

第75回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で高評価を獲得し、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。

本作品の主人公・クルトのモデルがゲルハルト・リヒター。

監督が彼に映画化を申し込んだところ、人物の名前は変えて、何が事実か事実でないかは絶対に明かさないことを条件に、1か月にわたっての取材が許可されました。

現代アーティストの奈良美智氏も「歴史に翻弄される人生映画と、真剣に美術に向かい合うひとりの青年の成長の描き方が、数々ある素晴らしい映画以上のものにしている。」と本作品について述べています。

最も代表的なシリーズキッチンナイフを使った斬新な抽象画

今回取り扱いを開始した「Abstraktes」シリーズはゲルハルト・リヒターを代表する作品です。

このシリーズは、ギタリストのエリック・クラプトン氏や俳優のジャック・ブラック氏、小室哲哉氏など名だたるセレブがコレクションしているまさに大人気なシリーズです。

40年以上に渡って続けられているこのシリーズは時代ごとに変化を遂げてきています

80年代初めの初期のアブストラクトペインティングではフラットな面、荒々しい筆致、フォトペインティング的にぼかした部分などを実験的に組み合わせて画面が構成されています。

のちに多用されるスキージはこのタイミングではまだ要素の一部として控えめに用いられてるに留まっています。

1990年前後になると、スキージ(シルクスリーンで使われるゴムベラ)のダイナミックな痕跡が支配的になってきます。

リヒター作品

生成と破壊を繰り返し、幾重にも重ねられた絵具はキャンバス上で溶け合いながら複雑な色彩を生み、美しい絵画へと結実しています。

近年の「Abstraktes」シリーズでは新たな描画材としてキッチンナイフを導入しています。

スキージされた表層から絵具をこそげ取り、キャンバス地が見えるほどまで下層の色彩を露出させることで、画面はより一層複雑になっているといえます。

2014年にゲルハルト・リヒターは、国際的なアートサービス会社Heni Productionsとのコラボレーションを開始し、P1からP16までの番号が付けられた16の限定版のプリントを制作しました。

本作品であるエディションP1はシリーズ最初の作品です。

そんなリヒターの代表作品のオーナーになれます!

ANDARTでは、本日12月23日の正午からリヒターの作品のオーナー権を販売開始しました!

ANDARTって誰?そもそもオーナー権ってなに?という部分を知りたい方は、ぜひこちらの動画をぜひご覧下さい!

オーナー権は早い者勝ちとなり、これまでも多数の作品で売り切れが続出しているので、ぜひ気になる方は早めにチェックお願いします。


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