3分で作品解説 -バンクシー《Jack&Jill (Police Kids)》-
Banksy Week第4弾では、ANDART取り扱った2つめのバンクシー作品である《Jack and Jill (Police Kids)》のオーナー間売買を開放します。ANDARTでの販売開始後7分で売り切れた大人気作品です。鮮やかなスカイブルーから感じられる爽やかさの対局にあるブラックユーモアが効いており、解釈を受け手に委ねるバンクシーらしい風刺作品です。
《Jack and Jill(Police Kids)》の由来は?
Banksy《Jack and Jill(Police Kids)》
タイトルの”Jack and Jill”とは、18世紀からイギリスで歌い継がれる有名な童謡にちなんで名付けられています。
この作品は他のバンクシーの多くの作品と異なり、今までグラフィティとして壁に描かれたことがなく、スクリーンプリントのみで制作された作品です。
作品に込められたメッセージとは?
鮮やかな水色の背景に、少年Jackと花かごを持つ少女Jillがスキップするかのごとく楽しそうに駆けている様子は童謡の歌詞をなぞり一見楽しそうな少年少女を描いているように見えます。
背景の鮮やかな水色や、純真な少年少女の表情が爽やかさを感じさせますが、”POLICE”とでかでかと記された防弾ベストによりバンクシー特有のダークユーモアが重なり、メッセージ性が大きく変わってきます。
自由に駆け回る少年少女を締め付けるかのごとく着用されている警官の防弾ベストが、「POLICEという単語に裏打ちされている法律や権威といったものに自由を抑圧されている人々の様子を描いている」とも解釈されています。
作品名に(Police Kids)が付け加えられているのもそういった風刺を強調するものではないかと言われています。
【Banksy Weeks】開催中!
ANDARTでは【Banksy Weeks】と題した「ANDART」と「YOUANDART」の合同キャンペーンを開催中です。
第1弾
3月6日 正午12:00「YOUANDART」バンクシー関連作品期間限定発売
第2弾
3月7日 (日) 正午12:00「ANDART」オーナー間売買開放・バンクシー《Sale Ends (v.2)》
キャンペーン第2弾では、ANDARTで初めて取り扱ったバンクシー作品である《Sale Ends (v.2)》のオーナー間売買を開放します!バンクシーのアメリカでの人気に火をつけた個展のために制作され、ギャラリーPOWの閉店に際し最後のリリースとなった幻の作品です。
詳しい情報は画像をタップ!
第3弾
3月13日 (土) 正午12:00「YOUANDART」バンクシー関連作品期間限定発売
キャンペーン第3弾では、バンクシーのオフィシャルポートレートとして知られる作品Monkey Mask Session シリーズの作品を販売します。コマ送りの動きとなっている作品《Banksy Monkey Mask Session Enlarged Contact Sheet AP》は作家保存版の貴重なアーティストプルーフとなります。
第4弾
3月14日 (日) 正午12:00「ANDART」オーナー間売買開放・バンクシー《Jack and Jill (Police Kids)》
キャンペーン第4弾では、《Jack and Jill (Police Kids)》のオーナー間売買を開放いたします。こちらはANDARTでの販売開始後7分で売り切れた大人気作品です。鮮やかなスカイブルーから感じられる爽やかさの対局にあるブラックユーモアが効いており、解釈を受け手に委ねるバンクシーらしい風刺作品です。
第5弾
3月20, 21日 (土・日) 「ANDART」ピカソ・バンクシー展示イベント開始日に発表がございます。
内容は当日まで非公開とさせていただきます、、!お楽しみに!
ANDARTとは?
ANDARTのサービスについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの動画をご覧下さい!
ここまで読了いただきありがとうございました!