今注目したい気鋭のアーティスト：三澤亮介
先週末から個展がスタートし、多くのメディアから熱い注目を集めてる写真家・三澤亮介。
自身の心象風景を独自の色彩感覚と光のコントロールによって表出させるという方法で作品を制作している、気鋭のアーティストです！
本日は、三澤亮介とは？というところから、最新の作品の情報までさくっと読めるボリュームでまとめていきたいと思います。
三澤亮介ってどんなアーティスト？
作品例：vive（左）、the under No.2（右）
三澤亮介は1992年福井県生まれの抽象写真家です。
立教大学現代心理学部映像身体学科卒業後、広告代理店勤務を経て25歳の時に海外でのス トリートフォトを機に写真家に転身。
ブランドコラボレーションや展示等の活動も行っており、渋谷西武×HIDDEN CHAMPION主催の“POP&STREET展 -AN ANNUAL- 2018”へ選出され、 2020年には、“FILA”から「RyosukeMisawa×FILA」の コラボレーションアイテムも発売しています
三澤亮介のインスタはこちら。
三澤亮介の作風は？
三澤亮介は、デジタル空間とリアル世界に溢れるメディアを素材とした写真で、自身の心象風景を表出させる作品を制作しています。
具体的には、現実に存在する火や木、花といったモチーフを活用しながら、彼の思い描くイメージを、独自の色彩感覚や光のコントロールを通じて作品に表出させているそうです。
そういった過程を通じてできあがる作品は、私たちがイメージする写真作品の特徴である写実性や具体性とは全く真逆の、抽象画のような仕上がりとなります。
彼は、自身のそういった表現についてこのように語っています。
写真表現の最たる特性である写実性や具体性に疑問を持っており、そこから離れて従来の写真作品とは逆行したアプローチをとっているため、「写真メディアのパラドックス」をコンセプトにしています。（中略）自身の主題を提示するとき、表層的な情報は削ぎ落とされ、そこには本質が浮かび上がるのです。
三澤亮介による再構築をテーマにした個展『RE:CONSTRUCTION』
先週末の1月9日(土)からSHIBUYA TSUTAYAにて三澤亮介の個展『RE:CONSTRUCTION』が開催されています！
展覧会に寄せたコメントの中で、三澤亮介は『進み続ける時間の中で忘れ去られたり捨て去られてしまう「モノ」や「イメージ」で世界は溢れている。』とした上で、そういった私たちにとってすでに「不在」となっているモチーフをあえて被写体として取り込み、アウトプットしたと述べています。
まさに無意識で不在なものを有識で有題なものへと”再構築”した作品で構成された個展となっています！
外出が難しい時期ではありますが、個展は1/29まで開催されているので、ぜひ個展情報もチェックください。
三澤亮介の個展で展示されている作品をご紹介！
ここからは実際に個展で展示されている三澤亮介の作品をいくつかご紹介します。
ご紹介する作品は、アートのセレクトストア「YOUANDART」でも購入することができるものなので、ぜひ緊急事態宣言の中会場に足を運べない方も、作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
アーティスト：三澤亮介
タイトル ：The light
制作年 ：2020年
素材 ：Photo Acrylic
サイズ ：72.8 × 103.0cm
エディション：5（+AP1）
アーティスト：三澤亮介
タイトル ：Born fire
制作年 ：2020年
素材 ：Photo Acrylic
サイズ ：51.5 × 72.8cm
エディション：5（+AP1）
こちらは火を撮影した作品となっているそうで、三澤さんの独自の手法によって光を構成する7色が分離し、とても幻想的で美しい作品となってますよね。
アーティスト：三澤亮介
タイトル ：liquid
制作年 ：2020年
素材 ：Photo Acrylic
サイズ ：51.5 × 72.8cm
エディション：5（+AP1）
アーティスト：三澤亮介
タイトル ：Bamboo
制作年 ：2020年
素材 ：Photo Acrylic
サイズ ：51.5 × 72.8cm
エディション：5（+AP1）
こちはタイトルの通り、竹を撮影した作品となっていますが、モチーフの特徴を残しつつ、まるで水墨画のような雰囲気のある作品で
アーティスト：三澤亮介
タイトル ：bloom
制作年 ：2020年
素材 ：Photo Acrylic
サイズ ：51.5 × 72.8cm
エディション：5（+AP1）
ここまで読了ありがとうございました！
今回ご紹介したアートのセレクトストア「YOUANDART」では、初めての方でも気軽に・分かりやすくご購入いただけるように、良質なアート作品を当社でセレクトして取り扱っています。
1万円〜100万円を超える作品まで、幅広い価格帯の作品をご用意しております。
1点ものの作品も多くあるので、ぜひ今回ご紹介した作品以外にもチェックしていただけると嬉しいです！
ではまた次回の記事にご期待ください。
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