株式投資を始めたころの自分に教えてあげたいこと
ポートフォリオ戦略を考える
よさそうな株をかき集めたポートフォリオが良いパフォーマンスを長期的に出せるとは限らない。
- ポートフォリオ全体のβ値をどの程度にしたいのか。
- 許容できる最大ダウンサイドリスクはどの程度か。
- どの程度の情報収集が日頃必要な状態なのか。
等を考慮すると必然的に導き出せる。
よくある負けパターンを知る
勝ち方には100人200色の通りがあるが、負け方にはTOP5にほとんど包含できる。
そのTOP5の負け方を避けるだけでもパフォーマンスを大きく向上することができる。
得意なことを見つけて、得意なことだけをする
個別株で株式投資をするからには、市場平均よりも良いリターンを得ることが目的。
そのためには市場平均よりもいいパフォーマンスを得るだけの理由(エッジ)が必要。
エッジを見つけ、エッジがあることだけに集中することが、よいリターンを得る近道。
できることは何でもやる
エッジを見つけるために出来ることは何でもやる。
こればっかりは根性論。
誰よりも情報収集に時間を使い、だれよりも深く考える。
今市場に勝っている人から超過収益を奪い取るには、気持ちの面だけでも勝たないと。
具体的にできることって何って?
それを考えるところも含めて出来ることを可能な限りやる。
ゴールを定める
年利何%のリターンが欲しいかを決めることじゃなくて、どれくらいのスパンで勝ち続けたいのかを考える。
たまたま上振れて2,3か月市場平均を上回っても、5年間で見た時にインデックスファンドにパフォーマンス劣ってたら意味ないよね。
機会損失、あの時ああしていればもっとパフォーマンス出せたのにって小学校卒業して何年も経つのにまだ言ってるの
これ何の意味もない。
タラレバ結果論で行動の正しい正しくないを判断していると、正しい行動がとれなくなる。
勝っても誤った判断をしていた時もあるし、負けても正しい判断をしていた時もある。
大事なのは長期的な優位性につながっている行動をとり続けること。
標準偏差で市場平均+5%の期待値があったとしても40%近くは負ける結果になるはず。
勝った負けたじゃなくて、正しい判断・行動を取れたかどうかを大切にする。
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