見出し画像

【HRコラム#17】私を支える言葉

&donutsプロジェクト HRチーム2名(青木、中島)がお届けするコラム。
こちらのコラムでは、「一歩進んだ私へ」をテーマに、一人ひとりの、よりウェルビーイングなワーク・ライフ・インテグレーション(WLI)を実現するためのキャリア自律のお手伝いになるようなtipsをお届けします!そして、時にはHRチームメンバーのリアルな横顔も。 自分の「ライフキャリアをもっと自由に描きたい」そんな方が一人でも増えることを願いながらお届けします!

こんにちは。HRチームの青木です。
9月に入り、朝夕は涼しくなり過ごしやすくなってきましたね。とはいえ日中はまだまだ汗をかく暑さだったり。また、一歩お店に入れば、早くもハロウィングッズを目にすることもあったりと、季節の変わり目を感じることが多くなりました。
夏の疲れが体調に出やすい時季でもありますので、皆さんご自愛ください。

日暮れも徐々に早くなってきた気がします

(この記事は2021年9月14日にFacebook・Instagramに投稿されたものを一部修正し移行しております)

私を支えた言葉

先日、私のHRコラム NO.13 「心理的安全性を高めてチーム力アップ!」を書いた後、ふと思い出したことがありました。今日はそのエピソードについてお話したいと思います。

ふと思い出したこと。それは、かつて転職した先の先輩からかけられた言葉です。

「絶対に見捨てないからな」

初めての転職、しかも異業種・異職種に転職した当時の私は、やる気だけはあるものの、果たして上手くやっていけるのかと不安な気持ちいっぱいで、入社まもない日々を過ごしていました。そんな私に、行きつけの飲み屋で、ビール片手に先輩がかけてくれた一言でした。

心理的安全性が私にもたらしたもの

その時の一言に終わることなく、その先輩には、いつも絶妙なタイミングで声をかけられ、分からないことがあって困っている時も、納得がいかず悔しい時も、とことん私に付き合い、否定することなくじっくりと話を聞き、向き合ってくれました。そして、職場では、誰に対しても臆せず自らの考えを相手に伝える姿を、見せてもくれました。入社数年後、大きな人事異動があった時には同じ部門へ異動したりと何かと縁もあった方でしたが、入社早々にかけてくれたその言葉通り、異動後もずっと、いつも私の近くで励まし導いてくれたのです。

教育担当でも何でもなかったはずですが、結果的に私のメンターのような大きな存在でした。

この先輩のサポートや日頃の姿を間近で見てきた経験から、それまで遠慮がちだった私も、自分の意見を伝えるということへの抵抗感が低くなった実感があります。組織における心理的安全性というものを、先輩を通し、当時の組織の中で学び実感したのだと思います。相手の言動を通し安全性が高い場所だと感じ取られ、そして私自身も、伝える努力を繰り返しました。

「絶対に見捨てないからな」

私はその後退職をしましたが、今もなお、私を支えてくれている大切な言葉です。

今回は理論から少し離れ、私のエピソードのご紹介でした。

あなたには、忘れられない出会いや言葉がありますか?
そろそろ上期から下期への移行期となります。人事異動や転職・退職などライフステージの変化により、環境が変わり人との出会いや別れも多い時期です。新しいスタートは緊張や不安がつきもの。今は受け入れる側であることが多い私ですが、自分があの時の先輩のような存在でありたいなと思っています。

次のコラム(9月13日)もどうぞお楽しみに☆