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【HRコラム#16】働き方について考えてみました

​​&donutsプロジェクト HRチーム2名(青木、中島)がお届けするコラム。
こちらのコラムでは、「一歩進んだ私へ」をテーマに、一人ひとりの、よりウェルビーイングなワーク・ライフ・インテグレーション(WLI)を実現するためのキャリア自律のお手伝いになるようなtipsをお届けします!そして、時にはHRチームメンバーのリアルな横顔も。 自分の「ライフキャリアをもっと自由に描きたい」そんな方が一人でも増えることを願いながらお届けします!

こんにちは。HRチームの青木です。
息子が小学生になってはじめて夏休みも今日で終わり。「小1の壁」ともいわれる長期休みの対応がどうなるのかとドキドキの夏でしたが、息子本人の頑張りと&donutsの働き方に助けられ、壁を感じることなく過ごすことが出来ました。宿題も終わりほっと一安心しつつ、気持ちも新たに明日からの学校生活もサポートしていきたいと思います。

小1の壁について

さて、我が家もこの春に迎えた、世間一般的に言うところの「小1の壁」。子どもが小学校に入学することで、仕事と育児の両立が難しくなることを指しますが、この数ヶ月を振り返りながら、具体的にはどんな状況となるか考えてみたいと思います。

・登校と出勤時間が合わない
・勉強(宿題など)のフォロー
・長期休暇の対応
・平日のPTAなどの学校活動、行事への参加
・時短勤務が続けられなくなる(企業により時短勤務制度の規定から外れる場合あり)

思い返せば、保育園は働く保護者には優しい環境で、親の「働く」に合わせて「保育時間」の融通が利き、行事も週末が中心でした。それが小学校に入った途端、「学校」に合わせて親が「働く」を調整しなくてはらないという真逆のスタイルに切り替わることになります。
これでは当然戸惑いや不安が生まれますし、何より「働く」を合わせるには所属する企業、組織、仕事のルールなどに沿わなければならない(=制限)という壁が発生します。私よりも少し先に小1の壁を経験した友人がよく言っていた「保育園時代は守られていた…」の意味とそこに込められていた思いが今はよく分かります。

私個人はというと、ありがたいことに、&donutsはフレキシブルに時間調整が出来る環境のため、息子の学校生活に働くを合わせ、不安もなく柔軟に働くことができています(保育園時代以上に、今の働き方に助けられることが増えました)。もちろん、勉強のフォローという新しい対応には多少の苦労を感じておりますが、これは想定内(笑)。学校や学童の先生にも恵まれ、日中の子どもの様子もきめ細かに報告をいただいているので、日々の生活に安心感があることも大きいのかもしれません。

働き方の多様化へ

少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少などの社会問題も背景に、小1の壁に限らず、育児や介護の両立など、私たちの働き方はより多様化を求められています。

この数年でテレワークが一気に浸透し、ある部分では働き方改革が加速したと言えますが、女性の社会進出が進む一方で、出産を機にその能力を十分に発揮できる場がぐっと減るという現状もまだまだ残っています。子育ての次には介護もあり…。これらの課題解決には、社会の仕組みそのものが現在よりもさらに柔軟な働き方を実現していくことが重要で、そこで働き生活する私たち自身もまた、働く時間数や雇用形態、肩書などだけで個人を評価しないという意識改革も必要なのではないのかなと思います。これは自分に対しても相手に対しても、です。
なぜならば、ライフキャリア(人生)という視点にたてば、子育ても介護もそれ以外の働くことを制限しているかもしれないライフイベントそのものも、とてもとても大切な人生の仕事の一つなのですから。

&donutsでは、職住近接で働くことに制限のあるメンバーが、それぞれ異なるライフステージにおいても能力を発揮し、働きやすいプラットフォームであること目指し、日々進化を続けています。HRチームが社内企画し、運営するキャリア自律支援の「キャリアカフェ」もその取り組みの一つ。社会や時代に合わせてシステムもマインドもさらなる多様化へ向けアップデートしながら、それぞれの「働く」を応援することがメンバーのライフキャリアのさらなる幸せに近づく一助でありますようにと願いながら、9月を迎えたいと思います。

次のコラム(9月6日)もどうぞお楽しみに☆