雑記:「デブリに触れた水」を広めたのが私であるという風評に対する反論
「デブリに触れた水」という言い方を私が広めたものであるかのような主張がXを中心に広げられているようです。中心となっている方のnoteを引用し、私が掲載した反論をnoteにも掲載しておきます。
私の反論を受けて、一部、記事を修正していただきましたが、それでも、私へのレピュテーション・ダメージ(風評被害)を与える効果はある、と認識しています。
まずは、当該となっている朝日新聞のインタビュー記事を全文読んだ上で、ご判断いただきたく存じます。
こちらが、中心となっている方の note です。
以下、私がXに掲載した反論です。
X アカウントは告知専用としているのですが、明らかな事実誤認の指摘をされているので、以下、3点ご指摘申し上げます。
1:当該記事中の「デブリに触れた水」「なんか嫌」との言及箇所は、私の意見ではありません。処理水放出について表立って反対はしないけれど、拒否感を持っている人の心情を分析して述べた箇所です。自分とは異なる考えの人の心情を慮って、想像し、言及するという言論行為が許されないのであれば、言論上のあらゆる議論が成立しなくなると思料いたします。
2:「デブリに触れた水」は私が広めたものではありません。私以前に多くの人が指摘しています。たとえば、資源エネルギー庁の「ALPS処理水に関する小委員会」の報告書中にも「一度燃料デブリに触れた水」との記載があります。
3:私の記事が「巨大なうねり」を生んだとの過剰評価をしていただいたのに恐縮ですが、あのインタビュー記事のアクセス数は、担当記者さんが、福島県外の多くの人たちの関心のもたなさにがっかりされる程度のものでした。(参考までに、新聞各社は各記事のアクセス数を細かくチェックしています。)
紙面として配布されたのも、大都市圏の夕刊のみ掲載という限定された範囲でした。
ご期待にお応えできなくて恐縮ですが、当該のインタビュー記事は、そもそもほとんど読まれていません。「巨大なうねり」を生むほどの影響力を持ち得なかったのは、ひとえに私の力不足によるもので、申し訳なく思っています。
記事をあらためてご拡散いただいたことには、御礼申し上げたいと思います。
今後もご期待にお答えするべく、精進してまいりたいと思いますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。 また、あらためて当該記事のご拡散にご協力いただいたことにも御礼申し上げます。まだの方も、ぜひお読みいただけたら幸いです。
以上
2023年9月23日
以下、出典として引用元の自分のポストを掲載しておきます。
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