ワークアズライフ
2019年12月22日
働き方改革!
なんて言われてますが、、
現在社会人としてバリバリ働いている人も、
これから社会人となって働く人も、
「働き方」について一度は考えたことがあると思います。
有名な「ワークライフバランス」
当社でも取り上げたこともありますが、
最近では新しい働き方「ワークアズライフ」が注目されています。
「ワークアズライフ」とは?
テレビでも活躍しているメディアアーティスト・落合陽一氏が提唱している働き方で、
「仕事とプライベートを分けることなく寝ている時間以外はすべて仕事であり趣味である」
という考え方です。
これに対し、「ワークライフバランス」は、
「仕事と生活の調和(バランス)」を取ることであり、
あくまでも労働時間の概念ありきの考え方です。
元々は、ブラック企業などが表面化して、
労働者の権利を守る(働きすぎを抑制する)ための言葉でもあります。
しかし、ここ数年の技術革新により、今までの概念にとらわれない働き方が増えてきました。
子供の「なりたい職業ランキング」に入っているyoutuberや、
業務委託等で仕事を請け負うフリーランスなど。
Youtuberに代表されるように、
「好きなことで生きていく」
というキーワードのもと、
趣味や好きなことを題材にして発信し、収入を得ている仕事もあれば、
我々にも馴染みがあるUberEatsドライバーのように、
業務委託契約として時間ではなく1配達でいくらという出来高制の仕事も出てきました。
今後、この流れが加速していくことは間違いないと思います。
個人的には、「1時間~円」という自分の時間を切り売りして報酬に変える時給制は徐々になくなっていくのではないか、と考えています。
私や加盟店オーナー様も時間で働いているわけではなく、
お店の利益(お客様からの対価)を自分の収入としています。
労働時間や休日の概念はないので、私は空いた時間があれば本を読んだりパソコン作業したりしています。
家に帰ってからパソコンを触ると、息子に「パパ!仕事しないで!」と言われるので、その時間はさすがにやらないようにしていますが。w
ただし、それらを苦だと感じたことはないですし、
自分で決めてそれをやっているわけですから、
もちろんリスクはありますが、それ以上にやりがいがあるし楽しく働いています。
このワークアズライフの前提となっているのは、
働くことが楽しいと感じることです。
働くとは=「価値を提供することで、その見返りをもらうこと」
であると言えます。
我々飲食業はシンプルなので、よりそれを感じやすいはずですね。
おいしいオムライス(価値)を提供して、お客様からお金(見返り)をもらう。
その考えがワークアズライフの第一歩になると思います。
また、
例えば友達と飲みに行った時、店員から良いサービスを受けて、自分もそれを実践してみようと思ったり、
映画を観て優しい気持ちになり、いつも一緒に働いている同僚に感謝の言葉を伝えたり、
それも仕事に繋がっていきますよね。
AIの発達により、単純作業はどんどんロボットに置き換わっていきますので、
これからはより人間的な仕事(おもてなしの心、人と人との対話)が主流になってくると予想されます。
自分の人間としての成長や感性を仕事に生かすことができれば、より豊かな働き方ができるはずです。