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Chick-fil-A(チックフィレ) アメリカチェーンレストラン

2024年9月29日


今回は、アメリカ出張のもう一つの目的
・チェーンストアの本場アメリカで、外食チェーン店を視察
について書いていきます。

①Chick-fil-A(チックフィレ)
https://www.chick-fil-a.com/

アメリカのチキンサンド(チキンバーガー)で、
No.1のチェーンです。

私が行ったのはハリウッドの店舗で、
客席は外に20席ほどあるだけで、
テイクアウトとドライブスルーがメインのお店でした。

窓口で注文するシステムで、
グリルチキンのミール(セット)を注文。
ドリンクとサイド(今回はサラダ)のセットで、13.35$(約2000円)
日本人の感覚的には高いですが、
現地価格で言うとマクドナルドと同じくらいです。

出てきたバーガーは、特別大きいわけではなく、
普通に食べられました。
バンズが甘めで、野菜とチキンはシンプルで美味しかったです。

朝10時くらいだったのですが、
お客さんはずっと窓口に来ていました。

車社会のロサンゼルスらしく、
ドライブスルーの車は私達がいる間、
ずっと行列を作っていました。

その人気は本物でしたね。

日本人には馴染みのないチックフィレですが、
実はマクドナルド・スターバックスに続いて全米第3位の巨大チェーンなのです。

売上高は、216億ドル(約3兆4900億円)
店舗数は3000店舗

そして驚くべきは1店舗あたりの売上高で、
なんと501万ドル(約6.8億円)!
月商でいうと5000万円以上ですから、かなりの売上規模といえます。
アメリカのファストフードチェーンではNo.1です。

しかも、この店は日曜日を定休日にしています。
1946年創業のチックフィレイは、
創業者が敬虔なクリスチャンだったこともあり、
1号店のオープン時から毎週日曜を休みにしています。
「日曜日は教会に行くか、家族とゆっくり休んでもらいたい」
という考えから定休日にしているのです。

チックフィレは非上場の会社で、
創業家であるCathy家が経営を続けており、
従業員に奨学金を出すなど、
アメリカでは「従業員を大切にする会社」として有名なようです。

”2022年、チックフィレイはフォーブス誌の
「アメリカで最も働きがいのある会社」に選ばれ、
グラスドア誌の「黒人従業員のキャリア機会を提供するトップ企業」
にも選ばれた”

そうです。

この規模だけど非上場、
働きがいのある企業、
ということで、特にZ世代から絶大な支持を受けているこの業態。

アメリカらしいチェーン店の形を勉強させてもらい、
やはり、「働きがい」「社会貢献」という視点は、
これからの企業経営にとって非常に重要なファクターになるな、
と改めて実感しました。


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