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注目飲食店紹介【火焔山 新疆・味道】


2022年7月3日


2週連続で「飲食店紹介」シリーズとなりましたが、、
先日たまたま入った店がとても面白かったため、紹介します。

『火焔山 新疆・味道』(シンジャンウェイダオ)
https://kaenzan-ikebukuro.com/

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日本ではかなり珍しい「新疆(しんきょう)ウイグル料理」のお店が池袋にできていたので、行ってきました。

ウイグル料理(新疆中華とも呼ばれる)とは?

主に中国ウイグル地区で食べられている料理の総称で、特徴は羊肉とスパイスを多用している所です。
もともと遊牧民であるモンゴル族、回族やウイグル族などのイスラム教徒が食べていたもので、中国のハラール料理(清真菜)ともいわれます。

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ちなみにウイグル地区とは、度々人権問題でニュースに取り上げられたりしていますが、中国西北部のイスラム系民族が主に住んでいる「新疆ウイグル自治区」を指します。

こちらのお店は、池袋東口近くの飲食ビルの中にあります。
平日の早い時間に行ったのでたまたま入れたのですが、既に店内は中国人客で満席でした!
(入店後行列が出来ていたので、行くなら予約した方が確実だと思います。)

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お客様も店員も私達以外全員中国人で、日本語を話せるスタッフは数人しかいません。

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メニューもほぼ中国語なので、写真で判断するしかありませんw

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店内では、日本語でもなく中国語でもない民族音楽ライブが始まり、日本とは思えない異国情緒が味わえます。

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お店の看板メニューは、「大盤鶏(ダーパンジー)」
鶏肉のスパイス煮込み大皿メニューで、上からきしめんのような手打ち麺を乗っけて食べます。
ほとんどのお客様がこれを頼んでいましたが、、
あまりに大きかったので、今回は注文しませんでした。

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まずは、新疆産のオリジナルビール。
日本では見たこともないビールで、テンションが上ります。

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こちらは「ラムタンの和え物」
羊のタン(舌)をパクチーやキュウリなどと和えた料理で、味付けは唐辛子と山椒の麻辣味で冷たい冷菜です。
ラムのタンを初めて食べましたが、柔らかくて美味しかったです。

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名物料理の一つ、「羊肉の串焼き」
唐辛子とクミンで味付けされた羊肉は、スパイシーでお酒が進みます。

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「酥皮包子」
読み方は不明ですが、パイ生地に餃子の具を包んで揚げたような料理です。
子供にも人気でした。

基本的に量が多いので、他に麺料理を1皿頼んでもうお腹いっぱいでした。
まだまだたくさん食べてみたいメニューがあって、新疆料理ひいては中華料理の奥深さに改めて感心しました。
新疆料理は中国人にとって、日本における沖縄料理のような地方料理に当たるのではないでしょうか。

中華系が多い池袋にあるとはいえ、完全にターゲットを中華系に絞ってこれだけ集客しているお店がある事に驚きました。
調べてみると、池袋にいる中国人は約3万人いるそうで、確かにそれだけの商圏があれば十分に成り立つビジネスだと思いました。
多様なターゲット上で成り立つのが、外食ビジネスの面白さの一つですね。

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