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「肉とたまご」ストーリー

2022年12月11日

「ストーリーの大切さ」
について、以前書いたことがありました。
『人々の心を動かすには、ストーリー(物語)作りが何よりも大切だ』という話でした。

今日は、ビジネス競争におけるストーリーについて紹介します。

『ストーリーとしての競争戦略』
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良い戦略とは?
それは、「面白いストーリーがある戦略」です。
具体的には、人に話した時にワクワクする、映像としてイメージできるような戦略のことです。

それを実践するために大事なポイントとして、著者は「バカなる」という理論を提唱しています。
他の人が最初に聞いた時に、「バカだ」「変だ」と言われるが、後から「なるほど!」となるような戦略です。
それは、一見すると非合理的=全体的には合理的だが、非合理的な部分を作ることです。

ほとんどの人が、全体を通して合理的な「誰もが正しいと思えるような戦略」を考えがちですが、、
それは誰もが思いつくような戦略なので、その後の模倣と熾烈な競争に巻き込まれてしまうことになるのです。

少し難しい話になりましたので、ここで「バカなる戦略」で成功した事例を紹介します。

・俺のフレンチ
 →立ち食いで高級フレンチなんて食べないだろう、と思われていた。
 →しかし、「低価格」&「回転率」で一躍ヒット業態に。
・Airbnb
 →誰も他人の家に泊まるはずない、と言われていた。
 →「ホテルより安く泊まりたい」という需要をキャッチして急成長。

・スターバックス
 →日本進出の際、業界の常識であるフランチャイズではなく直営方式で展開した。
 (通常、マクドナルドのように海外進出する場合はフランチャイズ方式で展開することがほとんど)
 →それは、スターバックスの理念「サードプレイス」(安らげる空間作り)を実現するための戦略であり、現在の強力なブランド力に繋がっている。
(FCにすると、オーナーが売上至上主義になってしまい、席を狭くしたりサービスが悪くなったりしてしまう)

それらのサービス戦略は、いわゆる「業界の常識」とは逆の戦略を取る事で、競争に巻き込まれる事なく一定のシェアを獲得したのです。

さて、それを踏まえまして、今回の新業態「肉とたまご」のストーリーを考えてみました。

看板メニューの鉄板ハンバーグオム

①「ラーメンやカレーの専門店はたくさんあるのに、なぜオムライスの専門店はすくないのか?」という疑問から、洋食店が多い東京の神田に「神田たまごけん」を創業しました。
それ以来、「できたてアツアツのオムライス」をたくさんのお客様に食べて頂きました。

②創業から15年経ち、「神田たまごけん」の店舗も少しずつ増えてきました。
 その間、常に新しいメニューを考案し、季節のオムライスや毎月限定のオムライスなど、100種類以上のオムライスを提供し続けてきました。
そして気づいたのは、「肉系のオムライス」が人気がある、ということでした。
・ハンバーグオムライス
・牛すじカレーオムライス
・ビーフシチューオムライス
 ・・・
「肉とオムライス(たまご)」はとても相性が良く、お客様に支持されているのだと実感しました。

③オムライスのさらなる可能性を求めて開発したのが、
 新業態の肉オムライス専門店「肉とたまご」です!
肉系オムライスはファミレスメニューにもありますが、これに特化した店はおそらく 世界初⁉ 
テーマは、
肉(MEAT)&たまご(EGG)&チーズ(CHEESE)
皆が大好きな食材を1皿に凝縮しました。
アツアツ!ジュージュー!ふわとろ!濃厚!
全てを一度に楽しめます!

外観パース

以上のようなストーリーを、壁面に書いてもらう予定です!

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