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CHIPOTLE(チポトレ) CAVA(カヴァ)

2024年10月6日


②CHIPOTLE(チポトレ)
https://www.chipotle.com/

メキシコ料理のファストカジュアルチェーンで、
アメリカで大人気のメキシコ料理チェーンの中では、
タコベルに次いで全米2位の人気チェーン店です。
(タコベル 7000店舗、チポトレ 3000店舗)

私が行ったのは、ラスベガスの店舗。
20席くらいの小さいお店で、セルフサービスです。

サブウェイのように、ショーケースから選ぶタイプの店で、
・ボウル(ご飯に具材を乗せる)
・タコス
・ブリトー
・サラダ
の4種類を選んで、そこに好きな具材をトッピングしていきます。

アメリカでは、宗教や思想の関係で、食べられるものが人によって違うので、
自分用にカスタマイズできるこの形が受けているのでしょう。

私もちょうど食事制限をしている所なので、
自分で具材を選べるのはとても助かりました。

今回は、ボウルとブリトーを注文。(1個約10ドル)

かなりボリュームはありますが、野菜が多くてヘルシーで美味しかったです。
ちなみに、アメリカでお米を食べられる店はそれほど多くないので、
お米が食べたくなったらこの店はとてもオススメです!

さて、このチポトレはなぜ全米に3000店舗も展開するほど人気になったのでしょうか?

同社は、”Food With Integrity”(誠実な食品)を提供する
ことをビジョンとして掲げ、
シンプルなメニュー、質の高い材料にこだわっています。

オーガニックの野菜、放し飼いの肉を使い、
缶詰や冷凍食品を一切使わない徹底ぶりです。

創業時からのそのこだわりが顧客の支持を集め、
アメリカの有名な顧客ロイヤリティ調査では、
ファストフード部門1位になりました。

特に、Z世代や健康志向の高い人たちから人気のようです。

②CAVA(カヴァ)
https://cava.com/

地中海料理のファストカジュアルチェーンで、
渡米前にこちらの記事を見て気になっていたので行ってきました。

【米外食業界のスター「CAVA」の株価が急上昇、NVIDIAを超える勢い】
https://forbesjapan.com/articles/detail/73276

昨年6月に上場したCAVAの時価総額は、
約140億ドル(約2兆円)に達したようで、
レストラン業界では急成長株として注目されています。

私達は、サンタモニカ店に訪問。

夕方の時間帯でも、若者が行列を作っていました。

メニューは、
・ボウル
・ピタ(薄いパン)
の2種類で、こちらもショーケースから具材を選べる形です。

あまりお腹が空いてなかったので、
チキンボウルを1つだけ注文しました。
(12ドル)

ライスの上に、肉や野菜が乗って、
ソースがかかっています。
ほどよくスパイシーながらヘルシーで、安心して食べられる味でした。

こちらのお店もチポトレ同様、
高品質な食材にこだわっているようです。

近年では、「地中海料理(ギリシア周辺の料理)が健康に良い」
とブームになっていて、
それがCAVAの急成長を後押しして、
2006年の創業から全米で400店舗のチェーンとなりました。

最近のアメリカでは、
ハンバーガーやフライドチキンなど、
高脂肪・高糖質・高カロリーのイメージが定着してしまったファストフードチェーンは顧客離れが続いており、
素材や品質・鮮度にこだわっている健康的なファストカジュアル店が急成長しています。

今回紹介したチポトレとカヴァは正にそれを象徴するチェーンです。
Z世代の支持や健康志向の高まりは、今後加速していくでしょう。

アメリカで店をやるなら、
刺身や野菜を自由にトッピングできる和風海鮮丼スタイルの店だったら、
流行りそうですね。

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