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モチベーションの源泉


2019年7月7日

日々働いていると、
「モチベーションが上がらない」
「やる気が出ない」

という声を聞くことがあると思います。

しかし、聞いたところで他人のモチベーションを簡単にコントロールする方法はありません。

報酬の高さがモチベーションを高めると思われてる時代もありましたが、それは間違いです。
よく言われる成果主義(やったら、その分バックする)の会社も多いですが、他の会社と比べて社員のモチベーションが高いかというとそうではないようです。
その分、競争が激しかったり、自分の成績だけで精一杯で会社全体の利益を考える余裕がなくなったり等。。

現にうちの会社でも、過去の傾向を分析すると「給料の額」と「離職率」はあまり関係がありません。

では、モチベーションの源泉は何なのでしょうか?
ここで、アメリカの心理学者マズローの有名な説を紹介します。

【マズローの欲求5段階説】

1.生理的欲求(食欲、睡眠欲など)
2.安全欲求(安全な場所で生活したいなど)
3.社会的欲求(集団への所属、友情や愛情の欲求など)
4.尊敬されたい欲求
5.自己実現欲求(なりたい自分になる)

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1が満たされれば2→3・・ と段階的に欲求が上がっていきます。

これによると、お金で満たされるのは1、2番目の低い欲求(低次欲求)です。
高次の欲求は、お金や組織等の外的要因ではなく内的要因(自分)によって満たされるということです。

自分のモチベーションを高めるためには、「なりたい自分」とは何かを模索し、
「なりたい自分」が実現できる環境に身を置く必要があります。

そして、組織のリーダーが部下のモチベーションを高めるためにできることは、
・部下の「なりたい自分」像が明確になるように導き、
・それぞれの「なりたい自分」が実現できる環境作りに注力すること

です。

そのためにコミュニケーションをとったり、お店をキレイにしたり等、
もちろん時間はかかりますが、少しずつでも前に進めていくことが大切だと思います。

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