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心理学  プロスペクト理論(損失回避の心理)

"心理学のプロスペクト理論(損失回避の心理)は、選択した結果で得られる利益と被る損害の確率が既知の状況下で、人がどういった選択をするか記述しているモデルの事です。

つまり人が利益を得る場面では確実に入手できる事を優先して、逆に損失を被る場面ではそれを回避する事を最も優先する傾向がある心理があり、得するよりも損したくない気持ちの方が強い事を言っているモデルです。

例えばAでは2分の1の確率で100円が当たり、2分の1の確率で0円になるクジです。そしてBでは、そのクジに参加しなければ20円貰えるとします。この質問を提示するとプロスペクト理論(損失回避の心理)に基づいて、Bの選択肢を選ぶ傾向があります。

だけど良く考えると、Bの選択肢を選ぶよりは、Aのゲームに参加した方が確率的により多くの利益を得られて得です。だけどプロスペクト理論(損失回避の心理)の得するよりも損をする事を避けたい人が多いので、確実に貰えて損しないで済むAを選んでしまいます。"

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