心理学 ピーク・エンドの法則
ことわざで終わり良ければ全てよし、というのがありますが、ピーク・エンドの法則のの部分と共通点があります。心理学で人は、物事のピークとエンドつまり最後の印象が残るというものです。
例えば、高校の体育祭が楽しかったというのがピークで、受験で志望校に合格したとなると高校生活はよかったという印象になります。それ以外の日常はあまり関係がありません。逆にいじめがあったり、受験に失敗したとなるとそのことだけが頭に残り、最悪な高校時代となるわけです。
この法則は営業の仕事でも活用することが出来ます。全部を平坦に説明しても何も印象に残りませんが、特別感を演出出来れば相手の印象に残ることが出来るのです。
別れ際にちょっとした気遣いを示すだけで相手は好印象を持ってくれます。普段からピークとエンドを良いものにすれば、他で失敗しても挽回することは可能だとも言えます。人間全てを覚えることは不可能ですから、ピークとエンドを意識することが大切です。
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