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心理 2要因

心理 2要因とは、従業員の仕事に対する満足度は、「満足」と「不満足」の要因が、いい具合に満たされたときに、従業員のモチベーションが高まるといった心理のことです。ですからモチベーションを高めるのに、高額な賃金だけでは高くならないということです。

つまり、高額な賃金をもらい、そのかわりに大変な重労働を強いられることで、お互いが釣り合ってモチベーションが高まるのです。もし高額な賃金をもらい、仕事内容が実に単純でだれでも簡単にできるようであれば、モチベーションが下がるというわけです。

休日も同じことが言えます。日本では週休二日制があるので、休日のありがたみを知り、その分労働意欲がわいてきます。休日が一週間の半分以上であれば、おそらく労働意欲は低下して、モチベーションが下がるのは間違いないのです。

「満足」と「不満足」のお互いの均衡がとれていることが重要なのであり、どちらかに大きく偏ってしまうと、これらの心理 2要因は成り立たなくなります。

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