チームワークが試される!〜デザイナー大勉強会〜
あけましておめでとうございます。and factoryデザイナーのはるです。
and factoryのデザイナーチームでは、UIデザインにまつわる様々な勉強会を行っています。
今まで行った勉強会の記事はこちら
▶︎第1回社内勉強会〜UI制作初心者の私が0からUI制作!?**
▶︎第2回社内勉強会〜初心者の私がUIアップデートに挑戦!!**
▶︎トレースでUIコンポーネントを深く知ろう!社内Figma勉強会に参加してみた
今までは個人制作を中心とした勉強会でしたが、今回はチームで1つのものを制作し、チームワークを重視した勉強会を開催しました。
勉強会の概要とテーマ
指定したテーマに沿ってチームごとにアイデアを出し合い、決められた時間内に企画、制作まで行う勉強会となります。
今回設けたテーマはズバリ!AIを使ったサービスです!
AIは文章・イラスト生成など様々な分野で活用されていますが、
実際に存在するAIを使用しても、架空のAIを考え用いることも可能です。
また、制作するサービスはWEBでもアプリでもゲームでも媒体は問いませんが、最終プレゼンで、考えたサービスを視覚的に発表できることをルールとしました。
自由度の高いテーマとルールなので各チームが何を考え、アウトプットするか楽しみですね!
勉強会スタート
3チームに分かれて一斉にスタート。今回はオフラインでの勉強会開催でした。
デザイナーが全員集まり、対面で話しながらデザインをしていくのはとても久しぶりでした!
制作時間が4時間しかないので、時間を意識しながら制作を進めなければなりません。
UI係・プレゼン資料係・グラフィック係などしっかり役割分担するチームもあれば、役割分担はせず全員でUIを考え、全員で資料も作るチームもありました。
短い時間でどこまで制作できるか…チームワークの見せ所ですね!
成果物発表
4時間という短時間で各チームどのようなサービスを考えてきたのでしょうか?
紹介していきたいと思います!
Aチーム
【サービス名】
MO-AI
【概要】
AIを使って自分の妄想を自由に表現できるサービスです。
AIがユーザーの好み(妄想)を学習してアニメを生成する機能『MOSOる』、他ユーザーの作ったアニメ(妄想)を観る機能『NOZOく』があります。
【AIを使ったポイント】
ユーザーの好みを学習後、サンプル動画がいくつか流れてくるのでフリックで好き嫌いを仕分けていきます。すると、AIが物語に登場するキャラクターを生成してくれます。
キャラクターの性格や見た目を微調整することができ、問題なければ完成のアニメ動画が流れる仕組みになっています。
自分の妄想を自分好みのアニメにするだけではなく、別の人の妄想アニメを覗き見する事ができるのがこのサービスの強みだと思います。
Bチーム
【サービス名】
iAm
【概要】
「もしあなたが別の道を選んでいたらどうなっていたか?」をAIが診断して動画生成してくれるサービスです。
もしも別の職業についていたら?もし結婚していたら?もしもの自分を知ることができます。
【AIを使ったポイント】
まずスマホをスキャンし、写真やSNSなどでの発言をAIが解析してユーザーの人物像を学習します。
そこからAIが【EASYモード】【NORMALモード】【HARDモード】3パターンの人生を動画生成してくれます。
このサービスは診断として面白いだけでなく、その人の人生のキーワードをAIが分析して抽出してくれるので、人生で迷ったり悩んだ時にこのサービスを利用すると良いかもしれませんね!
Cチーム
【サービス名】
Fitoon
【概要】
IPのキャラクターをトレーナーにしてパーソナルトレーニングができるサービスです。
visionOSを使用することで、空間全体で運動を楽しむことができます。
visionOSの詳しい説明はこちら
visionOSを使用したサービスとなるので、ボタンの選択や操作は全て目線でカーソルが動くそうです。また、ユーザーへのヒアリングは話しながら項目を選択できるボイスUIを使用しています。
【AIを使ったポイント】
AIを使用したトレーニングメニューの提案で、より精度の高い自分にあった運動をすることができます。
このチームのすごい所は、サービスを制作するにあたり、visionOSの公式ガイドラインをチーム全員でインプットしている所です。
また、UIデザインも公式が推奨しているコンポーネントを参考に制作したそうです。
新しい技術を織り込んたサービスなので聞く側も勉強になりました!
終わりに
短い時間にもかからず、各チーム素晴らしい成果物を発表してくれました。
それぞれ自分の役割に責任を持ち、他人を気遣う心、コミュニケーション能力を発揮した結果だと思います。
and factoryのデザイナーはリモート業務が多いため、誰かと対話しながら業務をすることが減ってしまいました。だからこそデザイナー同士のコミュニケーションの場を作るためにも、対面で行う勉強会を定期的に開くことが大切かと思います。
みなさんも時にはこのように集まってデザインする機会を設けるのはいかがでしょうか?
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