離婚調停と毎日のくらし
1 離婚はしかたない
現在、離婚調停中で、わたしは申し立てられてた側なので、『相手方』になります。
離婚調停になるということは、協議離婚で合意ができなかったということなので、1か月に1度(今はコロナの関係で2ケ月に1回程度ですが)、家庭裁判所に呼びだしを受けて、調停員を交えた話し合いをします。
申し立てられた側が寝耳に水という状態もあり、はっきりとした理由も分からないまま、家庭裁判所に出向くことになります。
まあね。離婚は仕方ないと思うのですよ。気持ちが、状況が絶対変わらないということも『絶対』ないのですから。
2 生活との両立
ただ、ここで一番の問題は、調停という聞きなれない状況が普通の暮らしの中に入り込んでくるストレスとともに生きていかなければならないということなのですよ。
わたしの場合、専業主婦で小学生の子供もいたので、就職活動と引っ越しと転校手続きなどなど…あ、あと、加えて上のお姉ちゃんの単位不足による転校問題も抱えていたので、鬼のような忙しさでしたよ、ほんとに。
何も食べられなくなり、激やせしました…というより、薄っぺらくなりました笑
よほど生活に余裕がある方ならまだしも、離婚調停というやっかいなものを抱えながらの暮らしは、相当ハードです。
3 それは相手もおなじこと
離婚を決めるときには相手に対しての怒りでいっぱいでしょう。
自分より幸せになることなんて許せなくて、法律で認められている権利であればすべて自分に有利な方向で決着することばかり考えてしまうと思います。
けれど、それは相手も同じ事で、彼・彼女の頭のなかで、我々は無残な殺され方をされていることでしょう…まあ、お互い様なので仕方がない。
うらみつらみとともに、お酒の量も増え、しあわせそうに見える親友とも疎遠になり、親兄弟にあたりまくり、溜まったストレスから太り痩せ禿げて…ろくなことないですね。
でも、それはきっと相手もおなじこと。
まとめ
協議離婚と違って、夫婦の間に他人が入り込み、決着をつけさせようと促しますが、そう簡単には心の整理はつきません。
結局、自分の心と折り合いをつける時間を、調停とともに過ごすのです。
けれど、その期間だって、自分の大切な人生です。つまらないものに時間を割く必要はありません。
せっかくなら、自分の大好きなものに時間をつかいたい。
なので、今夜もわたしは飲みますよー。
ちょっといいグラスにきれいなコースターをそえて、間接照明なんかつけちゃって。つまみは安売りのナッツでも、しゃれた器に盛ってみます。
解決しない悩みとともに暮らしていく方法を会得したら無敵です。