仕事人生のポラリスくらいには。andCURRY日誌➖20241027
いつの間にか金木犀は散ってしまっていた。秋ですねぇ。選挙には行きましたか。未来を創るための選挙には万象繰り合わせて行っていただきたい。
群馬でのイベントにおさよとエンジェルが向かう。スペーススパイスの竹田さんやリーダー、ハバチャルの飯塚さんと共にみんなで車に乗って出発した。わたしは疲労でお見送りにも行けず、通常の出勤をさせていただいた。
この日はand CURRYの歴史の中でもとても重要な日だった。
わたしが行かずにイベントをエンジェルとおさよで頑張る、というのは前に一度経堂でもあったんだけど、今回は群馬という遠い地。普通ならわたしと二人のうちどちらかで、という塩梅なのだが、二人とも成長してきたのでチャレンジしてほしいという思いで送り出した。
キッチンはわたしとしーちゃんコンビ。準備をしている間も、群馬の二人が心配でLINEする。するとおさよから「オープン前から大行列です・・・!」という報告が。ぬおおおお。ありがたい、けれど大丈夫なのか?やっぱりわたしが行くべきだったかな、と思ったけれど、今から群馬に行けるわけもなく、頑張れ!と送って自分の目の前の仕事に勤しんだ。キッチンもなかなか忙しい日で、ふとスマホを見たのは14時ごろだったかな。なんとわたしが送った頑張れ!というメッセージも未読のまま。二人とも相当フル回転の状況なのではないかと心配が募る。
結局おさよから返事が来たのは16時。そこまでノンストップで頑張っていたようだ。かなり負担をかけてしまったなぁと思いつつも、電話で話した二人の声は興奮気味で、この日の大盛況ぶりを物語っていた。いろんなことを乗り切って、いろんな人に助けてもらってやりきって帰ってきてくれた。本当に逞しくなったなぁ。
仕事をしていると時々自分の底力を試される場面がやってくる。持っているパワーを全部出してもやり切れるかやり切れないか、そういうギリギリの状況を超えていくと見える景色が変わってくる。わたしにとってのそれは、京都競馬場でのイベントかなぁ。キッチンを作った時も中々痺れる場面の連続だったし、8月の台風を絡めた伊勢丹から阪神の流れも背筋が凍るし、なんなら今は経営が難しすぎて本当にやばい(笑えない)。数々の難所を乗り越えてきたから今のわたしがあるし、大抵のことはなんとかなると思っている。エンジェルとおさよにとっても今回のイベントが、仕事人生でのシリウスといったら言い過ぎだな、ポラリスくらいにはなっていたらいいな。
二人のお土産話を聞くのがとっても楽しみだ。