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ずっとクルクルと働いていたいandCURRY日誌➖20250108

いっちゃん久々の登園。休みモードを平常運転に戻そう。

しかしながら、買い出しから手こずり、思い通りにことが進まない。3種のカレーをなんとか作って、そのあとは年末年始で滞っていた事務作業をもりもりと進めた。おさよとエンジェルがお店を回してくれている。快活な二人の声が事務所にも響いてきて、いいBGMだ。やっぱりお店は楽しい。昔はお店をやるのが自分の性に合わないと思っていたが、もうこれ以上の仕事はないと思えるほどにお店が楽しい。お客さまがひっきりなしに訪れる店を作って、ずっとクルクルと働いていたい。

まかないを食べてから3人でMTGをした。振り返りとこれからの話と。色々と仕掛けを作っていって、担当を決めて、みんなで仕事を割り振りしていく。おさよは2/1にあおさんかくさんと一緒にやるイベントのメイン担当だ。企画からメイン担当になるのは初めてではないかな。打ち合わせをして、議事録まとめて、こんなふうにしていきたいと意見が言える。素晴らしい。「どうしたらいいですか?」と聞くのではなく、自分がメイン担当だから、こうしたい!こんなふうにしたらお客さまがもっと楽しめる!という姿勢になってくれているので、わたしはあーだこーだ言ってかき乱している。

会社を作った時、自分だけのand CURRYだったのを、みんなのand CURRYにしたい、と思った。でもすごく難しかった。指示してください、と言われるたびに、そうじゃないんだよ、一緒に考えたいんだよ、と思った。あの時孤独で苦しかったんだけど、今、みんなで一緒に作っていけている感じがして、やっとここまでこれたと感慨に耽ることが多い。わたしのマネジメント力は相変わらず皆無で、ということは、やっぱり周りにいる人が気持ちの良い人ばかりだからこそ成り立っているんだと思うんです。

夜はいっちゃんとあおさんかくさんに淡路島土産を渡しに行く。いっちゃんは初めてのあおさんかくさんのお家に大興奮して、ソファを登って転げ落ちたりして遊んでいた。加工品のサンプルもサグラダファミリアのように積み上げて、作品としていた。なんでも自分のおもちゃに変えてしまう天才だな。ご近所だから、いっちゃんがもうちょっと大きくなって鍵っ子になった時、鍵を忘れたらうちに来るといいよ〜なんて言ってくださる。親以外の味方になってくれる大人がたくさんいるのはとてもいいことだ。
そういえばわたしもそういうシチュエーションがあったな。鍵を忘れてああと落胆していると、向かいの部屋のおばさんアンラクさんが出てきて、うちにいなさいと言ってくれた。ママが帰ってくるまで、アンラクさんのお家のこたつで宿題をした。クラシックな人形がたくさんあって、おやつにいただいた栗の甘露煮が口に合わず、そっと包み紙に出してポケットにしまったことを、見られている気がした。遠い過去の記憶の破片がまたいっちゃんによって掘り起こされた。

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