「お疲れ諸君！」andCURRY日誌➖20241005

ブヒっゴロゴロ、ブヒっゴロゴロ
ザリザリザリザリザリザリ…

額をざらざらの舌で舐められる感覚で深い睡眠から現実世界に戻ってきた。ももちゃん目覚まし時計である。絶対に起こそうという信念を感じる。重たい瞼を半分開け、時計を見るとAM5時。おん・・・いくらなんでも早すぎではないか、ももこ。もう少し寝たい気持ちが勝ち、ももにおやつをあげて黙らせた。二度寝最高。

ハッとまた時計を見ると、家を出る時間だった。やばい。飛び出すように家を出たが、わたしが乗ろうと思っていた自転車がない。夫が昨晩飲みに出かけて、ロードバイクをキッチンに置いてきたのだろう。電動自転車あるけど、これに乗るといっちゃんがバレエに行けないし、と考える間も無く店へと向かって歩き出した。
今日は羽根木マルシェ。生憎の雨だが、なかなかハードな一日になると確定しているのに、徒歩通勤をするとはとてもストイック。パラパラと小雨が降っていたけれど、蒸し暑く、到着すると汗だくだった。
そこからもう千手観音になったかのように、怒濤の如く準備をしたけれど、準備万端とはいかず、なし崩しにスタートした。ここでももちゃん目覚ましの威力を改めて知る。やはりわたしはあの時起きておかなければならなかったのだ。毎回ももこをおやつで黙らせて、二度寝してしまう自分を恥じる。

雨の中、羽根木マルシェにたくさんのお客様が来てくださって本当に嬉しかった。たくさん並んでくださった皆様が、風邪などひかずに元気に過ごしてくださっていたらいいなと願う。さゆりとエンジェルがキッチンの外でテイクアウトや物販を担当していてくれたのだが、びしょびしょになっていて心苦しかった。おさよとしーちゃんもとんでもない数のカレーを一生懸命頑張って出してくれた。終わってからまかないをみんなで食べて、買い出しに行って、仕込みをして、真っ暗になった羽根木を後にした。誇張なしにめちゃくちゃ働いた。今日はまさに、年に何度かある頑張るデイだった。

疲れているとどうしても体に悪いものを食べたくなってしまうのはわたしだけだろうか？昨日はどうしてもカップラーメンが食べたくなり、気づいたらコンビニにいた。プライベートでは滅多にコンビニに行かないけれど、疲れているとつい足が向いてしまう。今日の疲労度はわたし、誰にも負けないわよ〜「お疲れ諸君！」と言わんばかりに堂々とカップうどんを買って帰った。そういえば朝も眠気覚ましにコーヒーをコンビニで買ってしまった。1日に2回も行くなんて。後悔する間も無く、気絶するように眠った。