永遠にピジャと言っていてほしいandCURRY日誌➖20250111
1が並んでいる縁起のいい日。今日はしーちゃんと二人でくるくる働いた。いつもは土日、3名のシフトを引いているんだけど、最近はわたしたちのご案内技術も上がってきているので、わたしと誰かの2名で回すことも多くなってきた。忙しいけれど清々しい。いっぱいカレーを作ってたくさんの人にいっぱい食べてほしいというわたしの願いが、今日は満たされた気がする日だった。しーちゃんという頼もしい相方がバリバリやってくれたので、わたしは自由に店の中を揺蕩うことができる。ふー。仕込みまでしっかり付き合ってくれてありがたい限り。
お客さまが差し入れで向かいのカフェの焼き芋を下さった。営業後に食べたんだけど、この甘いこと。ねっとりとしていて、夢心地で食べた。忙しく働いた身体に染み渡る甘み。Boleさんのオーナーさんが焼き芋にハマって、茨城まで吟味しに行った焼き芋機が羽根木にやってきた。機械がいいのか、芋自体が美味しいのか、はたまた両方が功を奏しているのか。いやはや、ねっとり食感で溺れるような甘さの焼き芋が、徒歩三歩で買えるなんて。
夜はいっちゃんが食べたいと言ったピザを食べに、永福町のピッコラターヴォラへ。このお店は言わずと知れたナポリピザの名店。飲み干すようにピザを食べる。これはもう液体。ここでわたしは夫にヨンジュンのDMに課金したことを告白した。やや呆れ気味だった。いっちゃんはいつもよりも意欲的にピザを食べていた。ピザ、と言ってもいっちゃんの発音は何度聞いても「ピジャ」なのだった。かわいい。永遠にピジャと言っていてほしいけど、そんな大人はどうかと思うので、いつかはピザになるんだろう。
昔アンパンマンのことを、アンパン!と呼んでいたのに、アンパンマンと正式名称を口にし、スプーンのこともプスーンと言っていたけれど、いつの間にか直ってしまっている。ポップコーンはコップポーンのまま、とうもろこしはとうもころしのまま。
みんなで早く寝ようと言っていたのに、わたしは日誌を二日分書き、それからツイ廃になり、そして『土と内臓』をなんとなく読み始めたら止まらなくなって、2時半に眠った。著者が子宮頸がんになり、食事を見直す章がある。健康の上流工程はやはり食にあって、それは大前提としてわかっているのだけど、毎日の楽しみであるカフェラテやスコーンをどうやったらやめられるのだろうか!というところがリアル。本を読みたい、もっと。ツイ廃になってる場合ではない。