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料理教室の心の内。andCURRY日誌➖20241123

6時前、じいじの大きな声で飛び起きる。「そろそろ起きやー!」じいじは普段から声がでかい。電話の声もでかいので、スマホを50cmくらい耳から離しても声が聞こえるくらい。この前ふと、自分がお店で電話している時、めちゃくちゃでかい声で喋ってたので、これはもうつまり・・・遺伝・・・?
わたしはブツブツ、思考の整理で小さな独り言が口から出るので、聞き返されることが多いのだけど、電話だけは声がデカめ。(しかしTPOは選ぶ。)

準備をして出発。目指すは淡路島のあわびウェアさん。キッチンオープン当初からずっと器を使わせてもらっている。淡路島に行くたびにこの素敵な工房へ寄って、少しずつプライベートでも器を増やしているあわびオタクはわたしです。今年の6月にこちらでポップアップイベントをやらせていただき、11月は第二回目の開催となった。

工房に到着し、夫とわたしは料理教室の準備。いっちゃんはじじばばと淡路島のおじいちゃんの家へと向かった。(ママと離れたくない、と泣いていたけれど、ばあばとたっぷり遊び、昼過ぎには笑顔で飴を食べている写真が送られてきていた。)

自分で言うのもなんなのだけど、わたしは教えるのがきっと世の中平均よりも上手な気がする。人前で話すのも結構大丈夫。and CURRYの活動の中でも料理教室は場数も少しは踏んできた・・・のだけど、やっぱり毎回直前まで緊張する。デモンストレーションでうまく玉ねぎが炒まるかなとか、テンパリングで誰かを火傷させやしないかとか、塩加減が決まり過ぎちゃわないだろうかしらとか、何より一番は、皆さんが楽しんでくれるだろうか、という点において一番緊張する。キッチンでカレーを食べてもらうのは長くても1時間くらいで、ちょこっと会話ができたらいいなくらいなのだけど、料理教室はガッツリ2時間半ほど喋り続けて、質問も受けて、その方の表情の変化とかも目にするので、濃ゆいコミュニケーションが生まれる。だから楽しんでもらえてるかどうか、わたしだけ暴走して無いかなとか、めちゃくちゃ気になる。気にしすぎてうまく話せないのもあかんから余計緊張。

でもね、毎回、本当にお客さまに恵まれている。毎回緊張するけど、これまでレッスンやりづらいなと思ったことはない。今回も楽しいお客さまばかりで、わたしもハッスルしたし、皆さんも楽しんでくださってるようにわたしには見えて、さらにハッスルして喋り続けました。

大切な黒酢のポークビンダルーと、旬野菜と薬膳豆カレーのふたつのレシピ。この二つが料理教室に参加してくださった方の味方になってくれるといいなと、願いをぎゅうぎゅうに込めてレッスンしました。皆さん絶対作ってや〜〜!

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