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撮影DAY。and CURRY日誌➖20241112

本日は仕込みの日。しーちゃん、はるっちと楽しく、しかしモリモリと仕込みをした。りんご地獄とたまご地獄と鯖地獄に分かれる。週の初めの1日に地獄という名の大量仕込みをしておくことで、営業日の仕込みが楽になるのだ。午前中にあらかたの地獄を解消し、早めにお昼ご飯を食べる。

今日は午後からyoutubeの撮影がある。撮影に同席してくださる、スペーススパイスの竹田さんがやってきて0秒で、もうずっと前から一緒に働いているかのような馴染具合を披露してくれた。初めましてのスタッフもいるのに、挨拶とかそんなのお構いなしに溶け込んでいて、さらにまかないも食べていて、爆笑した。なんだこのおじさん、コミュニケーション力が過ぎる。

そして撮影クルーやリーダーのアービンさんも加わり、撮影がスタート。仕込み風景を動画と写真で記録してくれる。以前には我らが大岩食堂さん、友だちMANOS、青い鳥先輩も出演されているチャンネルで、いろんなカレー屋さんの仕込み風景や、お店の人のキャラクターも垣間見え、大変楽しい番組だ。タンドリーズkitchen

緊張は少しだけしたけれど、スタッフのみんなが一緒にいてくれるので、和気藹々としたand CURRYの様子がそのまま映っていると思う。and CURRYがやってることや、and CURRYで働いていることを楽しんでくれるスタッフのみんながいるのが、最近本当に嬉しい。そういう姿が動画からみなさんに伝わるといいな。出来上がりが楽しみ。

今回の撮影ではオンメニューになる新生姜と鯖のカレーを作った。新生姜をペースト状にして、全体に行き渡らせ、さらに針生姜も乗せて風味を決定づける。あまじょっぱい和食っぽさを出したかったので、自家製のりんごジャムを隠し味に入れた。隠し味というか、もはや隠しきれていないほど結構入れた。とても良い。鯖は全部捌いた。大変だったけど、やっぱりふわふわになるし、味わいが違うから、妥協できない。

夜は近所のギャラリー、「空洞」へ行った。今回展示をしているアーティストの人は、絵を描くこと、作品を作るのが好きだ、と言うのが前面に出ていて清々しい。作品量もたっぷりある。描かなければ、ではなく、描きたいに突き動かされるように生きている人なのだと、思う。
わたしの作品はカレーだ。絵のように飾って置けないし、音楽のように繰り返し味わうことはできない。刹那の産物なのだけど、誰かの体の一部になったり、思い出としてずっと生き続ける作品なのだとしたら、結構グフフとなる。

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