わたしも、あなたも、いつだって変われる。andCURRY日誌➖20241231
2024年最終日。たくさんの人に来ていただけて嬉しい大晦日となった。うちのカレーを毎年恒例で大晦日に食べる、と決めてくださっているお客様も数組いらっしゃり、輪をかけて有難い。この日は来年もご縁がありますようにと5円玉をキャッシュバックしているのだけど、仕込みで頭がいっぱいで、準備を忘れており、オープンしてから慌てるという不行き届き。さらには思ったよりも5円玉のストックが少なくて(どこかにあるのかもしれない)、さらに慌てた。思い返すと最近電子マネーばかり使っているので、5円玉が登場する機会ってあんまりないのかも。来年は来てくださったお客様皆様にお渡しができるように、準備しようと決意。ちなみにこの5円玉は自腹で、キャッシュバックは趣味なので、経理上差し障りはありませんよ、先生。
うちの会社は月ごとで売上目標を決めているのだけど、12月は厳しかった。営業日数は多かったけれど、ぐっと冷え込んだからか、特に土日に低迷することが多かった。ヨミの段階から目標達成は現実的に難しいかな、今から仕掛けられないしねぇとエンジェルと話ていたけれど、なんと達成した。自分が一番びっくりした。年末怒涛の追い込みで巻き返した。と、書くとどんな施策を打ったのか?と聞きたくなるのが元ドブ板営業マンのわたしなのですが、実際はほとんど何もやってない。美味しそう!と思っていただけるメニューを考えて、SNSでの発信を頑張った、くらいかなぁ。飲食店の短期的に集客力を高める施策としてはメディア露出しかないので、あとは中長期的にコツコツ頑張っていくしかないのです。なので今月達成したのは、過去に蒔いた種が少しずつ芽を出しているからなのかな。
2024年。今年は穏やかな気持ちで過ごせた一年だった。2月から日曜日もオープンし始めたので、わたし自身の休みが結構なくなってしまったけど、今やエンジェルとおさよが主軸となって、わたしがいなくてもお店を回してくれるので頼もしい。来年はもう少し家族との時間を大切にできるように、休むことをもっと頑張るぞ。
帰宅して、推しが出る紅白を見ていた。何年ぶりに見るんだろう、紅白。
LE SSERAFIMのSAKURAを推しているので、SAKURAがラプンツェルの曲を歌うのをとっても楽しみにしていた。彼女は歌が苦手と言って、人前で歌うのが怖い、ただただ歌うのが好きになりたいのに、とまで語っていた。今回の企画が決まった時、彼女のプレッシャーは如何程かと、想像しただけで震えていた。しかしながら、そのプレッシャーを乗り越えて、さらに想像を超えた素敵な歌声を聞かせてくれて、どんだけ練習したんだろうと、見えない努力に想いを馳せてしまう。彼女を見ていると、人はいつだってより良く変われる、真剣でいさえすれば、というふうに感じる。だから応援したくなる。わたしも、あなたも、いつだって変われる。今この瞬間から。そしてよりよく変わっていこうともがいている姿は、絶対に誰かが見ていてくれる。2025年もわたしは変わっていくことを恐れずに、自分の器を大きくして、たくさんのカレーとカレー作りに欠かせない生産者さんや、スタッフのみんなや、一緒に仕事をする取引先の皆さん、そしてand CURRYのカレーを好きでいてくれる人を乗せて、新しい世界を見に行こうと思う。