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本は希望、労働は癒し。andCURRY日誌➖20241221

りさちゃんが青森からやってきて数日うちに泊まる。いや、泊まってくれる。りさちゃん降臨により沸き立つ阿部家。いっちゃんは早速りさちゃんをロックオンして遊んでもらっていた。

夜中までおしゃべりをした。いろんな話をしたけど、りさちゃんが「本は希望。」と言って、わたしはすぐにnoteの下書きにメモをした。
本は希望。異議なし。りさちゃんは本屋だから希望を売っている。本は寄り添う。過去にも未来にも、そして現在にも。

土曜。うーちゃんと2人での営業。うーちゃんは福祉系の仕事を本業にしていて、さらにand CURRYの仕事も手伝ってくれている。本業に興味があって根掘り葉掘り聞いてしまうのだけど、社会を支える本当に大変な仕事だ。頭が上がらない。
うちのスタッフはほとんどが本業を持っていて、みんな休みの日に働く。休まなくて大丈夫かい?と聞くと、ここで働くのが癒しだと言う。こそばゆいな。しかしながらとてもよくわかる。労働は時に癒しだ。特に野菜を触ったり、カレーを作ったり、お客様が来てくださったり、お皿を洗ったり。大きく儲けが出る仕事ではないけれど、ひとつずつの瞬間をしっかり踏みしめて生きている感じがするもんね。

営業していると窓際に座ったご夫婦の男性のお客様が、「あの、兄に紹介されて来ました」と言う。お、お兄様、、、?と驚くと、常連Nさんの弟さんだった。いつも楽しくand CURRYに通ってると話してくださっていて、いつか行きたいと、今日来てくれたのだ。なんと嬉しい。働く人もお客様も、and CURRYで癒されてくれたらいいなぁ。そういう店に少しずつ近付いてる。ほくほく。

帰宅して、いっちゃん、夫、りさちゃんと近所の焼肉屋へ行って、たくさん話して、たくさん笑って、たくさん食べた。〆にりさちゃんとめちゃくちゃ辛いラーメンも食べた。いっちゃんは会計後にもらったガムを少しずつちぎって食べていた。
ほんとにダイエットどこ行ったんだろか。胃が拡張されている気がする。ここいらで一度、エンジェル先輩から喝を入れてほしいくらいだ。でも逆に年末年始は仕方ないって、励まされそうだな。

夜中、SNSを見ていて、え、と小さく声が出た。有名な菓子研究家の方が急逝されたと知った。46歳。その方のアカウントを覗くと旅立たれる前日に未来のイベントの告知をしていた。生きるはずだった日々。
いつ、この人生が終わるのかわからないなと、改めて思った。例えば明日終わったとしたら、わたしは何を後悔するんだろう。

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