ピアスを開けました
一度目
ピアスにはずっと憧れがありました。ピアスをしている方はお洒落な女性というイメージと、何より耳にさりげなくキラッとするピアスが素敵だなぁと。
そして去年の3月の終わりに、両耳にピアスを開けました。
近所のレディースクリニック。先生も看護師さんも丁寧に説明して下さり、麻酔もするという念の入れようで、心はウキウキ、わくわく。
施術もあっという間に終わり、
「これで数か月手入れを頑張れば、憧れのピアス生活ね」と思って鏡を見てみると…。
「あれ?右と左の位置が全然違う」気になったので勇気を出して先生に
「左が下過ぎませんか?」と聞いてみました。すると先生
「あぁ、これはピアスの向きでそう見えるだけ。大丈夫ですよ」
とのことで、その日はそのまま帰りました。
こころ折れる私
その日から、ピアスホールの手入れを頑張ったおかげで、膿んだり腫れたりすることもなく、3か月後には無事セカンドピアスが入れられるまでになりました。
ただ、やっぱり位置が全然違う。左側が下過ぎて、見た目にもはっきりずれているとわかる。せっかく買ったピアスに心躍るはずががっかりなものになってしまいました。一番困ったのは下過ぎであるのと同時に斜めに開いていたので裏側のキャッチの部分が、洋服、タオルなどあらゆるものにひっかかりやすく、着替えなどの時にとてもストレスになりました。テンションもかなり下がったところに、夏に1日健康診断でピアスをはずさなければならない日があり、その後、「もういいや」という気持ちになって、夏の暑さにクリニックに相談に行く気も失せて、そのままピアスホールは放置されることになります。すぐふさがってしまうのに…。
ピアス熱再来
日々は過ぎてゆき、11月から12月にかけて身の回りで命について深く考える出来事が頻発しました。一つ一つのことに対処していく中で、自分もインフルエンザに罹り、心も体も健康であることの大切さを痛感しました。そして年明け、今年の目標を先延ばしししていたことを片付ける年にすること、やりたいと思っていたことにどんどんチャレンジすること、今まで自分が得た経験や知識をアウトプットしていくことに決めました。そんな私の心の中に、ピアスを開け直したいという気持ちがふつふつと沸いて来ます。
やっぱり、あきらめきれない。楽しくお洒落したいなぁと。
再びピアスを開ける
今年の私は思い立ったらすぐに行動。昨日、以前開けた所とは違う近所の形成外科に行きました。今度の先生は女の先生。前回の後を見て
「あら~。全然違うね~。これはへこむね~。」と言っていただき、心は一気に晴れ模様です。今回の位置を念入りに相談した後、ピアスを開けることデメリット、特に私のように中年のお年頃の女性が最近沢山開けにくるけれど、若い人と違ってトラブルも多いという事もきちんとお話して下さり、「それでも開けますか?」と。
「はい、お願いします」と答え、その後はあっという間に施術が終了しました。
今回は左右差なくとても良い位置になりました。気分も上がりまくっています。様々な色の中から即決したファーストピアスは赤。調べてみると、赤には生命、力、決意、などの意味があるそうです。11月、12月の出来事が関係していると思うのはこじつけでしょうか?ただ、このピアスは今の私にとても力を与えてくれるものになったような気がしています。
これからまた3か月間手入れを頑張って、前回買ったセカンドピアスを付けたいと思います。お洒落には時間と手間がかかりますね。
なんてことはない私のピアス物語、最後まで読んでいただきありがとうございました。