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デフォルメと選択範囲

同じモデルさんを、デフォルメといつもの描き方(頭身高め)で模写しました。

ちなみにこのお話は、デフォルメイラストの描き方の気づき…とかではなく、「範囲選択の使い方がほんの少し分かった気がする」というところに着地します。

今回の試みはBen Eblenさんというアーティストのデフォルメイラストがめちゃくちゃかっこよく、自分でも挑戦してみよう、というのがきっかけでした。

Sam Younさんというアーティストの描く作品も大好きで、色々な作品を参考にしながらデフォルメのバランスを探りました。

結果的にデフォルメはあまりうまくいかなかったです。

ただ副産物的に、塗りの段階で収穫がありました。

それは練習してもなかなか使いこなせなかった選択範囲(投げ縄ツール)や、そこからの「こする」加減。

切り替わりをパキッと残す箇所と、グラデのようにぼかす箇所のバランスがいつもよりうまくいったように感じました。

特に頬のあたり

その感覚を忘れないうちに、身体に叩き込むべく、同じモデルさんを再度模写。(先程の感覚の解像度を上げたっかたので、デフォルメではなく頭身を上げました)

やはり2回目は描きやすく、あまり迷わず楽しく描き進める事ができました。

そして選択範囲とこする。目的通りデフォルメ時よりも解像度が上がった気がします。

立体部分に選択範囲でグラデ→立体の切り替わりが激しい部分を残してこする→切り替わりの谷底部分などにハイライト→立体のグラデ、光源反対側を一段暗くする。

頬と小鼻の谷間にハイライト

言葉にするとこんな感じですが、それはYouTubeで様々な絵描きさんから学んだことばかりで、やっぱり知識が身体に染み込むには手を動かす事が大切なんだと再認識しました。

とはいえ違う絵を描く時、きっとまた振り出しに戻ったような気持ちになったり、そういう3歩進んで2歩下がる…を永遠に繰り返すんでしょう。

そのちょっと前進したフェーズが来たよ、という良いお話でした。





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