基礎練で学んだことを活かすべく、オリジナルポーズで応用していきます。 ポーズと言いつつ、めちゃシンプルな立ち姿です。 前回の「基礎練で得た気づきアレコレ」にも書いたのですが、やはり動きのない直立ポーズは書きやすいです。 それは人物が納まった箱(今回は二点透視の箱)を一つ描けば、頭や手足もその箱に従って描けるので混乱しにくいからだと思っていて。 前回と同じ話になりますが、これが動きのあるポーズになると、頭や手足、それぞれに消失点が発生するので、私はめちゃ混乱します。(と
お絵描きADOさんの動画から知ったThe Pose archivesさん。 個性的な設定で、痒い所に手が届くポーズリファレンスを提供してくれていて、それを参考に世界中の絵描きさんが模写、つまり基礎練をしているようです。 お顔のアタリ云々も大切ですが、そればかりでも自分の描きたいものは描けないし、何より楽しそう。 ということで早速私も挑戦してみました。 そこで得た気づきアレコレです。 直立に近いポーズなら、考え方はお顔の描き方と同じ 動きがつくと、身体の各パーツごと
気がついたらそういう癖がついていたのです。 過去の記事で触れた『感覚でアタリ描いてる問題』や『アタリに引っ張られる問題』も、この『頭に対してお顔大きく描いてしまう問題』に着地するのではないか…とも感じています。 絵描きさんには結構あるあるな事なのか、ネットでも同様の記事をいくつか見かけました。 …身につまされる思い、というかまんま自分のことです。 すべてを同じウエイト(重要度)で見るというのは、誰でもすぐに体得できる技術ではなく、だからこそアタリなどの先人たちの知恵が
先日「このアタリは何が簡略化されたものなのか?」を考えるのが大切…というような記事を書いたのですが、今回も続きのような、手の平返しのようなお話です。 お顔などを描く際に、私も含め多くの人がアタリをとると思います。十字線とか。 私はこの十字線の横線に、パーツがめちゃくちゃ引っ張られる癖があります。だからこそ、この線はどの部分のアタリかをしっかり考える事が大事だな…!というのが前回のお話でした。 しかしズレる。 眉に設定しようが、目の底面に設定しようが、どう足掻いてもズレ
同じモデルさんを、デフォルメといつもの描き方(頭身高め)で模写しました。 ちなみにこのお話は、デフォルメイラストの描き方の気づき…とかではなく、「範囲選択の使い方がほんの少し分かった気がする」というところに着地します。 今回の試みはBen Eblenさんというアーティストのデフォルメイラストがめちゃくちゃかっこよく、自分でも挑戦してみよう、というのがきっかけでした。 Sam Younさんというアーティストの描く作品も大好きで、色々な作品を参考にしながらデフォルメのバラン
オリジナルイラストを描きました。 今回のイラストで試したかったのはアンビエントオクルージョン。 …と、前から知っていた言葉のように使いましたが、最近はじめて知った言葉です。 私はO.U.CのADOさんが動画内でチラッと仰っていたのを聞いて知る事ができたのですが、調べてみると3Dを扱う人の方が馴染みのある概念なのかなと。 物体が接近しているところ=隙間とかは暗いです。という事だと思うんですが、陰影との違いをハッキリ言語化できない自分がもどかしいです。 いつも参考にして
「このアタリは何が簡略化されたものなのか?」を考えるのが大切、という気づきです。 めちゃくちゃ当然のことを言っているようですが、私はまったく出来ていませんでした。 好きな絵描きさんのメイキングなどを参考にアタリを描いていたものの、ラフの時点で明らかに違和感。なんかズレてる。 それはもう「あとから調整しよう」と見送れるものではなく、自分の観察力に切なくなるレベル。 絵を描くことが大好きでも、上達を感じない期間はつらい。 そんな期間が長く続いたので、一度冷静になり(それが