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【vol.21】臓器の鼓動

しばらく何も食べていない空腹時に勢いよく飲み込む水分や固形物を胃が認知する感覚がすき。
清涼飲料水の冷たさを肌ではなく臓器で感じ、刺激物を食べたら痛みを、熱さを内から感じる。

普段あまり意識しない身体の内部から沸々とたらしめるあの感覚が、脳や心ではない自分自身を自覚させる。
苦しみや痛み、吐き気すら込み上げる場合もあるがそれすらも快感に近い感情をもたらす。ような気がする。
今も胃が何かを宿主に訴えかけている。
このまま吐き気を催すまでがルーティン。最悪だね。
最悪を最高と捉えられる今の自分が好き。
結局のところ自分が好き。

別の感情的な嫌なことすらも逃避してガハハと笑っていられたらいいのにね。ばーか。

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