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Look back "Archi Disco"






1. アーキディスコとは?


アーキディスコは、and_dが主催となり、学生や若手アーティストの作品を中心に、建築と多分野との接続を探り、新しいネットワークを構築することで、問いかけや議論を誘発する展覧会です。


過去に3回開催され、3月12日開催の「VORTEX」が4回目の開催になります。概略として、第1回では、自分たちの活動を始めて展覧会という形式で外部へと発信しました。第2回では、and_dのメンバーだけでなく外部からも出展者を招致し、能動的に外部との接続を図りました。第3回では、活動領域の展開として東京へと進出を行いました。そして、来たる第4回「VORTEX」では、建築の分野だけでなく、様々な分野との接続を試みます。



2. 今までのアーキディスコ

建築理論におどらされて

期間
2022年5月2日〜8日
場所
日本橋の家
動員人数
395人
出展者
and_d一同

2021年の発足から1年間のand_dの活動を振り返りながら、建築理論にどのように向き合い、奮闘し、踊らされたのかを「アーキディスコ」の展覧会の名のもとに展示を行いました。今までは自分たちの学内で議論を交わし閉じていましたが、この展覧会を契機に外部への発信が本格的に行われ始めました。

 展覧会の様子




建築と「思考・指向・試行」展

期間
2023年5月2日〜7日
場所
大阪府立江ノ子島文化芸術創造センター
動員人数
416人
出展者
and_dメンバー、大場風太(広島工業大学)、大本和尚(立命館大学)、森原正希(早稲田大学)、森屋友佑(東京大学大学院)、酒井弘靖(設計事務所勤務)、haruki haru(武蔵野美術大学卒業)、上條陽斗(東京大学大学院)、重松希等璃(東京都市大学大学院)、鈴木理斗(東京理科大学大学院)、須藤望(東京大学大学院)、北本英里子(神奈川工科大学准教授)、藤堂真也(東京大学大学院)、中村優太(東京大学大学院)、岩見歩昂(京都大学大学院)、田住梓(ND3M)、池本しょうこ(ND3M)

and_dの作品や外部の学生の作品に対して「思考」「指向」「試行」の3つの焦点を当てた展覧会であり、トークイベントによって参加者同士や観覧者が建築の未来について意見を交わす場になりました。この展覧会では外部から出展者を招致し、自分たちの議論をより活性化し、接続するという試みが行われました。

展覧会の様子




建築とAI展

期間
2023年11月3日〜5日
場所
テリトリー・ギャラリー
動員人数
85人
出展者
and_dメンバー、森原正希(早稲田大学)、森屋友佑(東京大学大学院)、須藤望(東京大学大学院)、Glinskaya Maria(東京大学大学院)

建築のプロセスにおける生成AIの役割や画像生成AIを中心に活用する方法に焦点を当てて考察し、建築の未来を共に考える場として展覧会を行いました。アーキディスコ初の東京開催であり、第2回の接続から多種多様な方々との交流が増え、活動拠点である大阪から活動領域の展開が行われました。

展覧会の様子




3. アーキディスコ VORTEXへ

-加速度的変容の時代におけるテクノロジーとクリエイション-

第4回目となる本展では、近年、話題になっている生成AIなど目覚ましい進歩を遂げている「テクノロジー」と手作業や想像力に基づく「人間のクリエイション」の関係について考察します。

​テクノロジーによって、情報と資本が飽和する現代では、新しい価値観やアイデアが次々と立ち現れては消え、その消費のスピードは加速度的に上昇しています。そのような「渦中」において、人間のクリエイションはテクノロジーに取って代わるのか、また、テクノロジーによって拡張されるのかという問いを私たちに投げかけます。

​本展では、「テクノロジーとクリエイション」に焦点を当て、多様なアプローチに注目し、模索する学生や若手アーティストの作品を展示します。また、建築だけにとどまらず、多様な分野が交差することで生まれる新しい価値観やアイデアを探求し、本展の試みを通じて日々の生活や思考を豊かにする展示会となることを願っています。



4.SNS / お問い合わせ

and_dは様々なメディアで情報発信を行なっています。noteではこれから活動録やメンバーの読書録などを不定期に配信していく予定です。よければ、フォローや拡散の程よろしくお願い致します。

andd.connect@gmail.com





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