推しラーメンを食べさせたい!|2024-夏
どうもこんにちは。恵比寿のクリエイティブエージェンシー、株式会社and awesomeです。
この記事が書かれているのは2024年10月下旬で、すっかり肌寒くなりラーメンが恋しい季節となりました。
ラーメン業界の繁忙期は11月~1月らしいですが、冷えた体に最初の一口が染み渡る瞬間とかに「へへっ…冬も悪くねぇや」とか思っちゃったりしますよね。
しかし真冬の2月ともなると年末年始の出費&外気の冷え込みで人々は家にこもりがちになるので、ラーメン業界(に限らず飲食全般)は閑散期だそうです。過ぎたるは及ばざるが如しですね。冬、自重してくれ。
真夏の8月も閑散期だそうで、2月と8月は「ニッパチ」と呼ばれ飲食業界からすると憎むべき時期らしく。盆の帰省という理由もあるでしょうが確かに真夏のラーメンは勇気のいる行為、または蛮行かもしれません。
2024年は9月に入っても30度超えが続くなど長い夏でしたが、恵比寿のラーメン屋の売り上げに微力ながら貢献したかった私たちは今年の夏、強い日差しの中、額の汗を拭いながらラーメン屋に向かっていました。
いや嘘!夏でもラーメン食べたかっただけ!!
あと食べさせたかっただけ!!!
この記事は、夏休みのお子様たちと共に奥様が帰省していた1週間、お弁当が無かった弊社メンバー片桐さんに「他メンバーの推しラーメンを食べさせたい」という動機から真夏ランチ・ラーメン縛りという3日間の蛮行を記録したものです。
恵比寿エリアで美味いラーメンをお探しの方は是非!
1店舗目「焼きあご塩らー麺 たかはし 恵比寿店」
1日目は恵比寿駅西口から徒歩1分「焼きあご塩らー麺 たかはし 恵比寿店」さん。国産トビウオを備長炭で焼き上げた焼きあごをスープやタレ、香味油などに使用する焼きあご専門ブランドです。
こぢんまりとした店内は、木の温もりを感じられる落ち着いた空間。恵比寿店はカウンター席のみですが清潔感があり、いい意味で「ラーメン屋っぽくない」オシャンな雰囲気です。
2015年に新宿歌舞伎町に居を構え「焼きあご」ブームの火付け役となったと言っても過言でない「焼きあご塩らー麺 たかはし」さんは、焼きあごの旨みを最大限に引き出すスープ作りにこだわりが光ります。
魚介の力強い出汁を豚鶏と重ねた厚みあるスープと、限界まで焼きあごを加え高温で熱して存分に香りが引き出された香味油のツープラトンが喉と鼻腔を駆け抜けます。
ラーメンどんぶりが他店より小ぶりなのは、れんげでスープを掬ったとき絶妙な割合で香味油が混ざるように計算した結果なのだとか。
スープが良く絡む麺は、京都の製麺会社に特注している平打ちちぢれ麺。具材は低温チャーシュー、ローストポーク、メンマ、白髪葱。
ラーメンだけでなくサイドメニューも充実していますが、ライスをつけてスープと合わせお茶漬けにすれば、最後の一滴までスープを楽しめます。
「焼きあご塩らー麺 たかはし」さんは、都内には恵比寿店の他、新宿本店、上野、銀座、歌舞伎町、北千住にも店舗があります。
焼きあごの深く上品なコクをご賞味ください!
2店舗目「味噌らーめん 柿田川 ひばり 恵比寿本店」
2日目は恵比寿駅西口から徒歩3分、東京メトロ日比谷線4番出口を出てすぐというアクセス抜群の「柿田川 ひばり 恵比寿本店」さん。味噌ラーメンの人気店「東京スタイルみそらーめん ど・みそ京橋本店」さんで修業をし、のれん分けされた第1号店です。
雑居ビルの奥に進むと店舗があり、木を基調にした落ち着いた店内にはカウンター席とテーブル席があります。厨房が見えるカウンター席では、ラーメンを作っている様子を間近で見ることができます。
看板メニュー「味噌らーめん」は創業者の味噌ラーメンに対する愛情と、多くの人に美味しい味噌ラーメンを味わってもらいたい想いの結晶…。
「味噌」と聞くと何となくホッと安心できる優しい味わいを想像してしまいますが良い意味で裏切られる力強さのあるスープで、生味噌と背脂の甘味の濃厚さが特徴的。
ヘビーパンチャーな味噌味の中に程よい辛味のスパイシーさ、それでいて後味がスッキリとしており食べ飽きない味わいです。麺は中太麺で食べ応えがあります。
小ライスをつけて、最後はスープをかけてカッコミます。白米との組み合わせも最高!
これまで食べてきた味噌ラーメンの概念が超進化する「味噌ラー革命」を「柿田川 ひばり 恵比寿本店」さんで是非巻き起こしてください!
3店舗目「人類みな麺類 東京本店」
3日目は恵比寿駅西口から徒歩5分、代官山駅から徒歩7分の「人類みな麺類 東京本店」さん。大阪発祥の人気ラーメン店で、独創的なラーメンが話題となり行列ができる店として知られています。
2020年に東京進出、代官山に「東京本店」をオープン。創業者はラーメンを通して多くの人に笑顔を届けたいという想いがあるらしく、
その創業者がファンなのか、店内の大型モニターではミスチルのライブ映像がループ再生されてました。 「ここでバイトしたら歌詞覚えられますね」と推薦者。確かに。
看板メニューは、魚介の旨みが凝縮された「らーめんmacro」。澄んだ琥珀色のスープが白いどんぶりに映えます。
あさり、しじみをふんだんに使用した味わいが特徴的で、濾過して雑味を取り除かれた澄んだスープはひとくち口に含むと貝の香りと、貝類の旨みが凝縮された味わいが口の中に広がります。
中太麺との相性も抜群!小麦の風味豊かな全粒粉入りの自家製ストレート麺は、コシがありもちもちぷりっとした食感。この食感の秘密はうどん粉を使っているからなのだとか。
そして食べごたえのある分厚く大きいチャーシュー。こちらは下湯で、圧力鍋、蒸し器…といった合計3時間ほどの工程を愛情と手間をかけ調理されているそうで、食べるととろける柔らかさと肉の旨みで脳汁ドバドバ出ます。
一度食べたら忘れられない、個性的なラーメンでした。
店員さんは「人類みな麺類オリジナルTシャツ」を着ていましたが、バイトしたら貰えたりするんでしょうか。ちょっと欲しいかも。
貝の旨味と分厚いホロホロチャーシューを味わいたい方は是非!
夏でも美味しかったラーメン、冬ならなおさら美味しいはず
というわけで、どのラーメンも美味い美味いと完食してくれた片桐さんに、推薦者それぞれが布教の手ごたえを感じる3日間となりました。
地域やお店によって様々な顔を持つラーメン。今回の縛りランチを通して、その奥深さを再認識できた貴重な時間となりました。
私たちは飲んだお冷がすぐ汗に変わるような真夏に味わった訳ですが、冷え込む季節ならなおさら、ラーメンの感動をより実感できることでしょう。
次回は、別のジャンルのグルメに挑戦してみようかという声も上がっているので、恵比寿エリアの新しい味わいを探している方は、お楽しみに!
それでは、また🍜
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