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2025年3月下旬開講。より良いチームとは何かを考え実践する「共に学ぶ、チームマネジメント探求Lab」3期メンバー募集!

noteを開いてくださってありがとうございます。合同会社&anteの原田です。
この度、「共に学ぶ、チームマネジメント探求Lab3期生」を募集することになりました!開講までの想いと、具体的な内容についてお話しさせていただければと思います。


ほろ苦いチーム体験

私は「より良い組織をつくりたい!そのために必要な知識・知見を学びたい!」と28歳の時に社会人大学院に入学し、組織開発・人材開発について研究することにしました。
学びを深める中で、自分が学んだことや得た知見・知識を、必要としている人たちに共有することこそが学びの価値だと考え、このような学びの講座づくりを会社で一つの事業としてやっています。そのうちの一つが、この「共に学ぶ、チームマネジメント探究Lab」です。
なぜ、私がこのような「チーム」についてあれこれ探求するLabを開催しようと思ったのかについてお話ししようと思います。

私(原田)自身、チームワークも、チームマネジメントも、チームビルディングの経験もあります。どちらかというと1人で目標達成するよりも、誰かと一緒に目標達成をすることのほうが好きなタイプでした。

当時、働いていた組織で、とあるチームのリーダーを任され、張り切ってメンバーと向き合ったことがありました。「よし、良いチームをつくるぞ!」と私はやる気満々。どんなチームにすれば良いかあれこれ考え、できる限りチームメンバーともこまめにコミュニケーションを取りました。

上手くいってるじゃん!と自分に自信満々で仕事をしていたある日、上司から「話したいことがある」と呼び出されます。なんだろう、とドキドキしながらも個室に移動して言われた一言が、私は今でも忘れられません。

「チームメンバーから原田さんは信用ができないという声が上がっている」

この言葉を聞いた時は、こんなにチームのことを考えて行動しているのに、なんで?と衝撃を受けました。
めちゃくちゃ考えて動いているのに、なんで?なんで?なんで?
この時、とてもショックを受けました。
今振り返ると、「チームのために!」と思って動いていたことが、チームメンバーからするとただただ私がやりたいように動いているように見えたんですよね。そりゃ、「この人、私のこと何も見てくれていないな」と思うわけです。私のほろ苦いチーム経験の失敗例です。

そもそもチームとは?

そんな失敗体験をした私は、チームについてちゃんと学びたい、なぜこのような失敗をしたのか振り返りたい、と思って学びを深めることにしました。
チームとは、「価値ある共通の目的や目標、ミッションの達成に向けて、力動的で相互依存的、そして適応的に相互に影響を及ぼし合う2名以上の人々で構成される識別可能な集合」(Salas et al, 1992)と定義されています。
チームワークとは、「チーム全体の目標達成に必要な協働作業を支え、促進するために構成員間で交わされる対人的相互作用であり、その行動の基盤となる心理的変数も含む概念」とし、チームでの協働作業を円滑に進めるために必要なものとしています(山口,2009)。
共通の目的や目標を持っている2名以上の人々で構成される集団であるチームは、日々動いていく中で様々な相互作用が生まれています。その相互作用の中で、私たちは、悩み、考え、向き合っているとも言えます。
この講座では、主に、チームワークを構成する行動、態度、認知の3つの要素について、インプット、そして具体的な事例共有やディスカッションを通して学んでいきます。
チーム、チームワーク、チームマネジメントを考える上で重要なフレームワークとして以下を参考に、講座設計をしています。

チームワークを構成する「行動」には、目標管理、タスク遂行、フィードバックなどが含まれ、「態度」には、心理的安全性、集団凝集性、相互信頼感などが含 まれ、「認知」には、チーム状況認知、共有メンタルモデル、トランザクティブメモリーなどが含まれます。
「チーム」や「チームワーク」という概念、定義、構造をしっかりと理解し、自分が今置かれている状況を、概念や理論で言語化しつつ、解決するための有効なアクションを考え、実践する。そして、振り返る。
しっかりとチームという構造や概念を理解するためのインプットもしながら、受講者同士で対話、ディスカッションをしながらリアルな質感を持って、学びを深めていく場にしていきます。
実際にチームをまとめていたり、チームをより良くしようと奮闘している全ての方々と一緒に、学び、深めて、より良くするためのアクションをおこしていきたいと思っています。

1期・2期参加者の声

1期・2期に参加してくださった方々の声を掲載します。皆さんのご意見を踏まえ、3期はますますパワーアップできたらと考えています。

全体的には、講座を終えた時に自分がみんなに勇気づけられて前向きな状態になれていたこと、結果を急ぐのではなくて丁寧に少しずつチームワークを良くしていくためのTipsや理論を得られたことに満足感がありました。ありがとうございました!

1期/30代女性

理論と実践のバランスが良かった点。特にエビデンスに支えられて参考図書の学習により、より深くチームマネジメントについて学習できました。また、自身のみの視点でなく他者と共に学んだことで、自身の視野を広げ、新たにチームワークについての起点を得ることが出来る学びの場となりました。

1期/30代女性

学術的な調査をもとにした理論も講座に含まれており、自身がチームのマネジメントを実践する際にも参考になりました。

1期/40代男性

チームについて約1ヶ月半じっくり考える時間をいただけたことで自分の中にいろんな想いを巡らすことができた。少しでも気になるなあとか今のチームに対する想いがある人自分に対しても想いを向けている人にもおすすめしたいなあと思いました。

2期/20代女性

内省の一環になった時間として、良い時間になりました!講座の費用も考えるとコスパは高い講座だなあと感じました。

2期/20代男性

インプットとアウトプットのバランスがよかったです。組織論の話でインプットがあって、講座で受けた話を、次の日から自分たちのチームに実践できたというのが、自分の学び方にはとてもマッチしていました。

2期/20代女性

<各回の流れ>

第1回:【チーム特性】初回顔合わせ&チームについて理解する「なぜ今、チームを学ぶのか?」 3月27日(木)20:00-22:00
・お互いの自己紹介→自己紹介スライドを使って実施 
・なぜここへ?どんなことを得たくて参加した?
・これまでの自分のチームマネジメントを立ち止まって振り返ってみる
・チーム、チームワーク、チームマネジメントの概念について
・チーム、チームワーク、チームマネジメントの定義
第2回:【チーム行動】チームとコミュニケーションについて 4月3日(木)20:00-22:00
・チームに必要なコミュニケーションとは?
・コミュニケーション、フィードバックの基礎理論とその重要性
・効果的なコミュニケーションとフィードバックとは?
第3回:【チーム特性】「目指したいチーム」に向けての対話とプランニング 4月10日(木)20:00-22:00
・自チーム・所属しているチームについて考える。改めてどんなチームにしたいのか?
・なぜそのチームを実現したいのか?実現したその先に何があるのか?
・そのために何ができる?どんな取り組みをやっていきたい?講座期間中のアクションプランを作成
第4回:【チーム認知】チームの壁を乗り越える! 4月17日(木)20:00-22:00   
ゲスト:筑波大学 ビジネスサイエンス系 助教 / MIMIGURI RESEARCHER 池田めぐみさん
◎講義内容
・チームマネジメントとチームレジリエンス
・チームで起きる葛藤や課題の種類とその対処方法
・なぜ、今チームレジリエンスを学ぶのか
第5回:【チーム成果】チームマネジメントの極意・実践のコツを学ぶ! 4月24日(木)20:00-22:00
ゲスト:NO Walls株式会社代表取締役 髙橋奎さん
◎講義内容
・具体的なチームマネジメントの経験談
・良いチームとそうでないチームの違いとは
・成果を出しているチームの共通点
第6回:【チーム行動】「理想のチーム」のリフレクションと対話 5月1日(木)20:00-22:00
・第3回で掲げた「理想のチーム」の達成度は何%?その理由は?
・アクションをやってみての気づき、学びは?(コルブの経験学習)
・自分の理想のチームを実現するために自身の在り方を考える
第7回:【チーム成果】振り返り、対話の深化、継続的な学びの発表会 5月8日(木)20:00-22:00
・プレゼン発表「チームの中で仮説と検証を繰り返して得たこと」

参加要件

・大なり小なり、チームをまとめた経験のある人
・自分の所属するチームをより良くしたいと考えて行動をしたいと思っている人
・この講座自体もひとつの「チーム」として捉え、実験を共に楽しめる人
・全7回の講義に全て参加できること(急な欠席はご連絡ください)
・毎週30~60分ほどの課題に取り組めること(毎回、講義の振り返りと次回に向けてのミニ宿題を出します。)

このプログラムの価値

・チームワークとは?上位概念、理論などを学術的な視点から学べる
・自分にとっての理想のチームとは何かが言語化できる
・それに付随した自分自身の「在り方」もアップデートできる
・一緒にチームについて考えることのできる仲間が集う
・そこにむけて走っていく行動指針や後押しを得られる

ゲストご紹介

池田めぐみさん/筑波大学 ビジネスサイエンス系 助教 / MIMIGURI RESEARCHER

東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。東京大学大学院情報学環特任研究員、東京大学 社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター助教を経て2024年4月より現職。研究テーマは職場のレジリエンス、若手従業員の育成。分担執筆として関わった書籍に『活躍する若手社員をどう育てるか』(慶應義塾大学出版会)、『ジョブ・クラフティング:仕事の自律的再創造に向けた理論的・実践的アプローチ』(白桃書房) など。

NO WALLs株式会社 代表取締役 セルフマネジメントプロジェクト Beat 代表 髙橋 奎さん


横浜国立大学理工学部在学中、NPOカタリバにてキャリアをスタート。その後人事コンサル会社に入社し年間MVP獲得。その後、NO WALLs株式会社を創業。25の事業や組織のコンサルティングを経験。会社経営をしながら、READYFOR株式会社に入社。クラウドファンディングプロデューサーとして従事。その後、退職。 今現在は、若手やフリーランスを中心とした、人材開発、キャリア支援、セルフマネジメント支援事業と、企業の人材×組織開発支援をしている。 主な実績 年間500名の仕事/キャリア相談 25を超える事業/組織のコンサルティング YOUTRUST かなう私に セルフマネジメント習得講座講師 累計5万人、500回以上のワークショップ提供 20プロジェクトで累計2億円のクラウドファンディングプロデュース。

お申し込み

【価格】
全参加:¥46,000-(税込)
・参加者限定の探究slackグループへご招待いたします。
・全7回の録画アーカイブが共有されます。
・分割払いも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

【定員】
15名 (先着順)
・共に探求・実践に繋げていくために全回参加を推奨していますが、お仕事や学業の都合で出られない回がある場合は事前にご連絡ください。
※先着10名様に、池田さんのご好意もあり、池田さんが著者の「チームレジリエンス」の本をプレゼントいたします!


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