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足場をつくる人。共に&anteの事業をつくってくれている仲間の紹介。

2024年12月2日で、合同会社&anteは2歳になります。2歳になる12月2日に、2周年のオンラインイベントを開催する予定です。

その準備に取り掛かる中で、これまで&anteと共に「場」を共につくってくれた10人のメンバーの「他己紹介」noteリレーを今週から実施しています。

次は6人目。りくおくんこと福崎 陸央の紹介を合同会社&anteの木村からしたいと思います。

福崎 陸央
合同会社逍遥学派 インタープリター/共同代表
未開を灯すをミッションに、島や里山の集落生活を体験するプログラムの設計や、複雑性の高い事業の翻訳・可視化を通して、未だ知られていない世界や価値との接点をつくることを目指す。
2024年12月より新拠点「暮らせるアトリエ みみみみみ」を広島県三次市甲奴町にオープン予定。
&anteと共にした場:対話とネガティブケイパビリティ探求ラボ5期、たたかう研究室1期

&anteはどんな会社ですか?
煮込み料理の会社だと思います。丁寧に下拵えをして、一緒に作った鍋をみんなでつついている時間は美味しいですよね。

私とりくおくんとの出会いは、現在進行中の講座「たたかう研究室」での運営メンバーとしてでした。&anteとしては、合同会社逍遥学派さんに研修をお願いしたり、別の講座に関わってもらったりと、繋がりが紡がれていたところでした。

初めてのミーティングで、りくおくんの雰囲気から「ああ、この人には自分の言葉をしゃべっても大丈夫だろうな」と思いました。私が人を見て無意識に言葉を選んでいる、こだわりや感覚的なことなどの大事にしていることを話せると思えたのが嬉しかったです。りくおくんに優しさとひねくれ感ともがいている感とつくっている感があって、安心しました。

「数学受験でうっかり美大に入って、アートの世界が広がった」と自己紹介していたことも、いいねえとにやにやでした。最近は、三次市甲奴町の里山の古民家を改装しながら、新しい拠点づくりに奔走しているとか。目的や正解を持ち過ぎずにプロセスを楽しんでいるのが伝わってきて、そのスタンスにも惹かれたのを覚えています。

りくおくんは、場づくりのイメージや世界観を考えるなかで、ゆるやかにツボに響くような質問を投げてくれます。大事にしたいことはもちろん、言葉選びやスタンスなどの細やかな表現方法も立ち止まって一緒に考える。そうやって納得感を持って進めるために共にしてきた時間は、とても深く率直に面白いものでした。色んなものを本当によく見て、反芻して考えているんだろうなあと感じます。

りくおくんの生態はまだよくわからないところも多いですが(褒めてる)、私はりくおくんが撮る写真が好きです。これもまた一側面でしかないのだろうけど、写真から、そこにある美しさを見出す温かい目を持っていることと、ひとやものの存在を肯定する力強さを持っていることを私は受け取っています。

そんな感性のおかげで、柔らかくも芯のあるコミュニケーションがとれたり、こぼれそうなものをすくおうとする行動がとれるのかな。

おそらく、りくおくんの感性は、都会での無機質な関係性とか、分かりやすさが優先される働き方とか、無意識に消費だけしているような状態とか、世で当たり前のように行われている活動に対して、疑問を感じることがあるのだと思います。

そんな違和感を、穏やかに行動に移している。様々な角度から眺めている。まずは自分の手でやってみよう、をやっている。りくおくんはそんな人です。きっとりくおくんは自分が見たい景色を自分や仲間たちとつくることができる人なんだと思います。

上手く説明できませんが、たまにりくおくんが、この時代を生きているお地蔵さんのように見えるときがあります。めっちゃ手足を動かして色々な場所に行くタイプのお地蔵さん。激しく主張するわけではないものの、周りを安心させる存在感があり、内側には思考や意味が巡っているイメージです。

りくおくん、いつもありがとうね。わたしは一緒にやるミーティングいつも楽しいし、新拠点の完成も楽しみにしているよ。芸術の話とかもっとしていきたいところ!今後もよろしくね。

合同会社&ante2周年イベントはこちらから

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