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感受性と違和感を大切にしている人。共に&anteの事業をつくってくれている仲間の紹介。

2024年12月2日で、合同会社&anteは2歳になります。2歳になる12月2日に、2周年のオンラインイベントを開催する予定です。

その準備に取り掛かる中で、これまで&anteと共に「場」を共につくってくれた10人のメンバーの「他己紹介」noteリレーを今週から実施しています。

次は3人目。そいちゃんこと内藤千裕の紹介を合同会社&anteの原田よりしたいと思います。

内藤千裕(そい)
新潟生まれ、テレビドラマ育ち。フリーランスとして、執筆・デザイン・イベントや講座の企画/運営など、PRや企画にまつわること全般をしている。大豆のように、気づいたら近くにいて、いろんな役割になれる存在でありたい。全国を転々としていたが、現在は地元・新潟でフリーランスとして活動する傍ら、農家のお仕事やPodcast「午後3時の交換日記」などもしている。現在は執筆に重きを置き、脚本も勉強中。おいしく食卓を囲むこと、なにかを言語化したり人と話したりするのがすき。
&anteと共にした場:取説WSvol.01、取説WSデザイン
&anteはどんな会社ですか?
メンバー自身、そして関わる人の可能性を大事にしている。そして、&anteを通してできるご縁やつながりが豊かな「会社」(というとなんかだか硬い印象ですし、わたしたちも含んでくださっているような気がするので「人の集まり」?)だなぁと思います。わたしも&anteでできたつながりで人生が動いている感覚がありますし、今後も&anteを通じて広がる自分やみなさんの可能性に、そして、今回のイベントを含め今後もできていくであろうつながりにわくわくします!

そいちゃんとの出会いは、共通の友人からこんな連絡が来たことがきっかけだった。

「ちょっと一人でいるのがしんどそうな友達がいて、よかったらゆかんちにしばらく泊めてあげてくれへん?」

私自身も適応障害になって休職した経験もあるかつ、家に人が遊びに来ることや泊まりに来ることに抵抗がない(むしろ歓迎)ことを知っている友人は、私に声をかけてきてくれたんだと思う。

「うんうん、うちでよければおいで、泊まりも大丈夫よ」

と返事をして、そいちゃんと初めましてでメッセンジャーを繋いでもらって、やり取りをした。

初めましてで我が家に着いたそいちゃん。初対面だったけど、お互い似たようなところもあって、結構深い内面の話をした記憶がある。いろんなお互いの話をして、共感したり、問いかけあったり、考えたりした。

唐突に私が、「家にいても色々考えちゃうと思うから身体動かすの大事だよ」なんて話をして、2人で河原まで走りに行った。

私も運動不足だったから全然走れなくて、ゼエゼエ言いながら2人で河原を走って、過ごした。走りながら、初対面の人とこの状況面白すぎるなと思い、2人で爆笑しながら走った記憶がある。「私たち、なんで走ってんだろうねえ」なんて言いながら。多分、我が家に3日くらい泊まって、そいちゃんは少し元気になって帰っていった。

それがそいちゃんとの出会いだった。

そいちゃんは、とても感受性が豊かだ。人の表情のちょっとした変化や、いつもと違う雰囲気を、すぐさまキャッチして、「ゆかさん、今日ちょっとしんどそうに見えますけど大丈夫ですか?」と声をかけてくれる。

私は大変な時でも頑張って明るく振る舞おうとする時があるけど、そいちゃんにはお見通しで、誤魔化せたことがない。だいたいバレる。そいちゃん、本当によく人のこと見てるなあと思う。

あと、そいちゃんは自分ができないことに対して、ちゃんと人に説明をする努力を怠らない人だ。私もそいちゃんと同じようなところがあるからわかるのだが、人には頑張ってもできないことがある。

努力をしていないわけではなくて、それは特性や性質によって、できないこと。そいちゃんは、そういう自分の特性や性質をしっかり振り返って、身の回りの人へ共有する。あと、自分がしんどい時に、ちゃんと他者にヘルプを出せる。こんなに人に頼るのが上手な人、なかなかいないと思う。

そいちゃんは、自分の弱さの共有を通して、人との関係性をとても丁寧に編んでいる人だと思う。自分の弱っているところ、大変なところを人に見せるのは少し勇気がいると思う。そいちゃんはそんな勇気を持っている人だ。

そして、その共有によって、「自分も弱さを見せられるようになった」という人がいるのだと思う。私もそのうちの一人。

たまに、自分の弱さや違和感に対して、「とはいえ、自分が悪いのではないか」とか「自分にも問題があるのではないか」と矢印が自分に向きそうな時がある。そんな時に、そいちゃんに「ちょっとモヤモヤしていることあって聴いてくれる?」と聴いてもらうと、「ああ、これで良いんだ」と安心することがある。

私自身も不安で、一人でいるのが少し怖くなった時、そいちゃん家に行って、泊めさせてもらったりした。あのときはありがとう、そいちゃん。あと、そいちゃんがつくるご飯が、私は好きだよ。

お互い少しずつ成長していって、ずいぶん安定したよね。でも、また布団を並べて寝ながら1日話して、一緒に走ったりしようね、そいちゃん。

合同会社&ante2周年イベントはこちらから▼


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