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イタリア旅行記 フィレンツェ編② 登ったり落ちたり階段事件


この日は一日予定が詰まっている日。気合いれて朝ごはんへ。
イタリアの方は甘いもの+コーヒーが朝食の基本らしく、どこのホテルのバイキングでもケーキがおいてある。
このホテルのケーキはケーキよりもクッキーのほうが近い。
ざくざくの記事にチョコクリームがのっている感じ。

9時30分からフィレンツェのドゥーモ、クーポラの搭乗券を公式サイトで予約していたので歩いて向かう

各都市とはまたイメージががらりと異なる。
ずっと写真を見ていると目がちかちかするような外観だった。

人が並んでいるところに並んだ。
下の写真の一番右のジェットの鐘楼。
リュックは持ち込めないため、荷物は預ける必要がある。
近くに無料のロッカーがある。

ジェットの鐘楼は414段ある。エレベーターはなし。
ぐるぐる回る結構狭い階段をひたすらのぼる。

ジムで走っておいて本当に良かった。
体力がないとなかなかきつい。

途中で休憩できるようなところはある。たしか3か所程度。

途中から下までみえるスケスケの場所

しっかり汗をかきながら頂上へ到着。
よく見るフィレンツェの街並みの写真。
360度オレンジ色の屋根がとてもきれい。

頂上まで登りきったところで、見たいと思っていた最後の審判のフレスコ画がなかったことに気づく。
調べてみると、ドゥーモは今見えている左の建物。間違えた、、

チケットの種類はいくつかあり、ドゥーモ搭乗券がついているものが
一番高い価格。
頂上の時点で9:50ぐらいだった。
今回購入した券は9:30~10:00にドゥーモに登れますよ、
他いくつかある入場施設は24時間以内ならいつでも入れますよ(確か)
のやつを購入している。

とりあえず下に降りてドゥーモへ向かう。
建物の周りを反対側まで回るとまた人が並んでいた。
こっちか~むずかし

この時点で10:00、さらに列があるので入場ゲート(QRコードをタッチする仕組み)を通るころには10:00は過ぎているけど一応並んでみた。

google翻訳で一旦、先にジェット鐘楼に登ってしまった。間違えた。でもドゥーモに登りたいの日本語→イタリア語の文章を用意し、とりあえず列に並ぶ。

少し緊張しながらゲートへ向かう。
ゲートのスタッフは人が多いからかイライラしていた。
話しかける前にQRコードをかざすように言われかざすとゲートは開いた。

開くんかーい。

チケットにはしっかり9:30~10:00って書いてある。まあいいか。
そのまま階段を上り始める。

登り始めすぐにあった石造

ドゥーモにもエレベーターはない。
そして頂上まで463段ある。

中盤ぐらいで見たかった屋根が近づいてきた。感動。

どうやって書いてるんだろう。

ドゥーモの階段のほうがジェットの鐘楼の階段より急な気もする。

登り切った、、、

景色はジェットの鐘楼かドゥーモがあるかの違いであまり差はない。
途中の屋根の絵に感動したのでどちらか選ぶならドゥーモだと思う。


帰りのルートのほうがより屋根に近かった。
1本道で人はあまり多くはないけどじっくりと見る時間はなさそう。

降りたら登った時よりだいぶ人が多かった。THE観光地。

有酸素しまくって汗だくになったので、一度ホテルに戻りシャワーを浴びる。少しだけ休憩してピサへ向かう。

今回のツアーは航空券、ホテル、都市間移動のトレニタリアのみ。
ピサへの鉄道は自分でとる必要がある。

フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅からは1本でいける。
トレニタリアはミラノ→ヴェネチア→フィレンツェで慣れてきてはいたけど
自分たちでチケットを買うのは初めて。見よう見真似で券売機で購入してみる。
10分後ぐらいに発車する鉄道があり、それを購入した。
乗り場が全然見つからず、10分経過する。
指定席ではないので、問題ないけどすこーし焦り始める。
やっとピサ行きの鉄道を見つけ乗り込む。
2階建ての電車で2階に乗り込んだ。席はほぼ満席。

ここからは多分のお話。正解はわからない。
イタリアの指定席以外の鉄道は打刻が必要。
調べてもわからなかったけど、改札機能がないイタリアはこの打刻により
改札を通過したことを判断しているそう。
改札、あったけどなあ、、、


チケットを差し込むと、チケットに穴があく機会がある。
無数にあるわけではないが、ゲートの近くや券売機の近くに
赤と緑の機械が壁についてあった。

イタリアの鉄道は抜き打ちで乗務員の見回りがあり、打刻をしていないと
莫大な罰金があるとの話を電車に乗っている最中に見つけ焦った。
打刻する時間なんてなかったからもちろんしていない。
国外の人にも容赦ないともかいてある。
罰金はたしか一人当たりヴェネチアのゴンドラと同じぐらい、、、

出発する時刻になり、乗った直後に自ら言えばいいとの情報を見つけ
乗務員を探しに行く。
2階から1階への階段で滑り落ちた。
その時は打刻で頭がいっぱいだったから痛みは感じなかったけど
後から見ると、腕、足首、お尻に大きなアザができていた。
車内も誰かが階段から落ちたと、ざわざわしていたらしい。恥ずかしい。

落ちた先に乗務員がいて、google翻訳の画面を見せる。
問題ない。大丈夫?ケガはない?
よかった~打刻問題解決した~
チケットを見せてと言われ同行者の分も合わせてみせる。
何かタブレットで操作してもらい、OK!と返却してもらえた。
席に戻って報告しているときにじわじわ打った部分が痛くなってきた。
気づけば痛みも引いていたが、2週間たってもアザは消えていない。
今となってはいいお土産。笑
トレニタリア乗るときは階段が滑るから注意すること。

1時間ぐらいたちピサセントラル駅に到着。
ここからピサの斜塔までは15分ぐらい歩く。
バスや鉄道ルートもあるけど、イタリアは景色がよく歩いてもあっという間に到着する。

急に到着。
すごーーーい。思ったよりもすごーーーい斜め。
ちょっとではなくめちゃくちゃ傾いており、見ていて不思議だった。
いろいろな国の人が支える写真をとっていて面白い。
イタリア旅行で一番同じ写真をとったスポット。

お腹がすき、ランチへ。
ピサの周りにはレストランもお土産屋さんもたくさんあるから困らない。

たこのパスタ(パスタの種類は忘れた)ラザニア、エスプレッソを注文。

麺の弾力があっておいしい。
チーズが濃厚

お客さんはカルボナーラを食べている人が多かった。
カルボナーラはローマの楽しみにとってある。

ピサの周りにもドゥーモがある。
ピサのドゥーモは白。観光客がたくさんいてにぎやかだった。

帰りもトレニタリアに乗る。
打刻は完璧。ではなく、機械に差し込んでも何も起きない。
近くにいた人にやり方を聞く。機械が壊れていた。
差し込んだらガチャンと音がしてチケットに穴が開いたらOKらしい
時間とかは何も印字してないけどなにがわかるんだ。笑

ホームにある自販機に挑戦する。
お金をいれても途中でひっかかって止まってしまい出てこなかった。
イタリア語しかしゃべれないおじさんが他のを買ってみればなんとかなると
教えてくれた。(多分)
水を買ったら2本でてきて一緒にでてきた。おじさんありがとう。

薄いアクエリみたいなドリンクと水

帰りの電車が暑すぎた。他の車両に移ったら涼しかったのでエアコンが壊れていたんだと思う。ボロボロすぎん?

フィレンツェに戻りまた探索を開始。
鼻を触ると幸せになるイノシシ。
みんなにみがかれて鼻だけ金色になっている。
口の中にコインを入れ、下の溝にうまく落ちればいいらしく
観光客が並んでやっていた。
ちなみに失敗すると横に座っているジプシーのおじさんに回収されていく。

Tiktokで見つけて気になっていた皮製品のお店に向かう。

googlemapだとジャケット屋しか出てこないけど、2個横ぐらいに
かばんや小物が売っている同じ名前のお店がある。
親戚だよといっていた多分。

ここでバッグ、小物入れ、小銭入れ、ベルトを購入した。
入店したときは私たちしかいなく、
日本人だとわかるといろいろ話しかけてくれた。
ずっとかわいい~って言ってた。誰かに教えてもらったんだろうな。
かわいいね。
黒のきっちり目のバックが欲しかったのでゲットできてうれしい。
優良のイニシャルの印字を無料でしてくれたり、
ディスカウントしてくれて65パーセントオフで購入した。

Tiktokで見つけたんだというと恥ずかしがっていた。

私たちが退店するころにはTiktok見たバックが欲しいと来店する人などで
混んでいた。混んでいる状態だとディスカウントも厳しいと思うからラッキー。

朝からたくさん階段を登ったり、電車の階段から落ちたりしていたので
この日が一番疲れていたと思う。

イタリアンに飽きることはなかったが、日本食が恋しくなった。


googleマップで見つけたところ。
多分日本人が作っていない日本食だと思う。
揚げたこ焼きが一番おいしかった。
甘いたれのかかった牛丼。
経験としては面白かったけど、あまりおいしくなかった。ちょっと残念。


翌日からは最終都市のローマ。

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