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神様の裏の顔 藤崎翔
神様のような清廉な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみで包まれ、誰もが涙した――と思いきや、年齢も職業も多様な参列者たちが彼を思い返すうち、とんでもない犯罪者であった疑惑が持ち上がり……。
読み始めて、早い段階でわかりました。
この本は面白い。
ネタバレあり
題名の意味が、この本の本質。
藤崎翔先生は元お笑い芸人をされていた。
才能の塊。
コントを書かれていたので、とにかく読みやすい。
流れも
テンポが早いので、ストレスなく読み進められる。
天才。
「十二人の怒れる男たち」と「12人の優しい日本人」を足して二で割ったようなお話。
しかしラストは全く違う。
足して二で割ったは失礼である。
足して、かける2をした作品が、正しい表現だ。
石原慎太郎先生が生前、「最近の本は面白くない」と言って直木賞の選考委員を下りられた。
でも、最近の本も十分面白いと私は思う。
たまたま、読んだ本がハズレだったのでしょう。
きっと亡き石原慎太郎先生がこの本を読んだらきっと「面白い!」と仰ったと私は思う。
この本はおススメです。
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